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龍の話 ②

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今年は辰年ということもあり、あちこちで龍の絵を見かけます。
私にとってお気に入りの龍の絵といえば…なんと言っても静岡浅間神社大拝殿天井絵 「八方睨の龍」です。江戸時代、木挽町狩野派の狩野栄信の作です。

普通に参拝するだけでは拝観することはできないのですが、家内安全とか学業成就などあるいは七五三や初宮参りなどでご祈祷を依頼すると、大拝殿に入ることができます。

ちょうど17年くらい前にこんなことがありました。夢の中で私は龍の絵を描いていました。最後に目玉を入れて…まさに「画竜点睛」のごとく、素晴らしい龍に仕上がりました。あまりの素晴らしさにまさに「自画自賛」状態の私は、夢が覚めても未だ興奮冷めやらず…

それから一ヶ月くらいしたある日、梅ヶ島温泉に行こうと思い、母を乗せて車を走らせ、「そうだ浅間神社でひと休み~」と神社の駐車場で車を止めた瞬間、「プツッ」とエンストしてしまったのです。仕方なく近くのガソリンスタンドのお兄さんを呼び修理していただいている間、暇なので社務所のお守りなんかを見てぶらぶらしていると、土産用の絵はがきに目がとまりました。それは浅間神社天井絵の絵はがきでした。

…どこかで見た記憶が…それはまさに夢で見た(描いた)龍だったのです。絵はがきにはもうひとつ「四方睨の龍」もありましたが、夢の龍はそれではなくて、はっきりと「八方睨の龍」なのでした。

それ以来、人生の節目には必ず浅間神社に参拝し、ご祈祷をお願いし、この八方睨の龍に挨拶することにしているのです。そして作者の狩野栄信は、きっと私に絵を描かせてくださっている「守護霊様」なんだと、勝手に信じています。

ひたすらに描いて描いて…の人生ですが、ひとりではないと、いつも言い聞かせて描いています。昨年末の仕事納めは31日、今年の仕事始めが1日で、この冬も休む間もなく描いていますが、昨日やっと少しめどが立ち、ほっとしています。この先もきっと、八方睨の龍とともに、描いて~描いて~また描いて~の人生なのだと思います。

by akikomoriya | 2012-01-04 21:43 | おしゃべり
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