人気ブログランキング |

西行と桜

e0240147_1181062.jpg


以前もお知らせした、今月24日からはじまる「椿の里」での展示会のお知らせです♪今回小林椿園先生との初の2人展となります♪

「西行と桜」  ~書画の楽しみ屏風展~

3月24日(土)~4月8日(日) 10:00am~5:00pm  椿の里「ギャラリーKISUI」

椿の里内にある古民家のお食事処をお借りし、小さな屏風を5点と掛け軸などを展示販売致します。
これから毎年テーマを決めてこの小さな屏風展を続けてゆきたいと思っています。椿もちょうど見頃、是非お出かけください♪

西行というと、以前このブログでも話題にしました「願わくは 花の下にて春死なん その如月の望月の頃」が有名ですが、今回はそれ以外にも、小林椿園先生の書による素敵な西行の歌が出ます。私自身、「こんな歌もあったんだ~」と改めて発見することもあり、準備しながら楽しくって仕方がないのです。

絵の方は当然「山桜」のみです。江戸時代にクローンとして作られた改良種の「染井吉野」は平安時代にはありませんから。扇面や和紙に描いた俳画風ものもあり、今回の展示はとにかく準備していて楽しいです。

ところで今NHK大河ドラマで「平清盛」、いいですね~いいですね~☆☆☆視聴率が云々と聞きますが、私としては小学校2年生の時から見続けてきて、映像的には自己内最高評価でございます♪内容的には、平将門を主人公にした「風と雲と虹と」が今まで一位だったのですが、これと同じくらいはまっています。

西行は今、藤木直人の演じる北面の武士、「佐藤義清」として出ております。そろそろ出家でしょうね。藤木直人の出家姿興味深いです♪実際西行の出家の理由ははっきり分かっていなくて、ドラマの内容もあくまで推測の域なのですが、今回は璋子とのやり取りがきっかけになるようですね。

この時代のことはとにかく記述も残っていないことが多く、ドラマも推測と史実が折り重なっていますが、清盛が白河法王の落とし胤という説は、ほぼ事実でしょう。京都に白河法王の側室であり清盛の生母あるいは養母とされる「祇園女御」のゆかりの寺、「祇園寺」がありますが、これは811年の空白の歳月を経て平成8年に再建されてたものです。

長い長い間、平家は「おごれる平家」と言われ続け、「負け組」の象徴のように扱われてきましたが、退廃した貴族社会から政権を奪い、力強く新しい世を夢見て突進し続けた平家のパワーを、私は尊敬しています。

西行は「平家」とも「鎌倉」とも顔が通じる不思議な存在でありながら、その詳細は謎!という人物。落ちてゆく貴族社会と、源平の盛衰を見届けた西行が、何を桜に託し、何を求めていたのか…桜の季節がくる度に、それを思います。

少しでも西行の気持ちに近づける「西行と桜」展であるように、あと少し準備を進めてみます。乞うご期待♪

by akikomoriya | 2012-03-10 23:09 | 日本画
<< 天より雪の 運がつく♪ ② >>