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龍の風 3

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一人一人はしっかりと守られている。どんな困難の時も、ひとりぼっちだと思うときも、いついかなる時も、しっかりとしっかりと守られている。

そんな気持ちを込めて「光る繭」と題しました。

書の作品は宮澤賢治の「竜と詩人」より。この「明日の世界に叶うべき」と言う言葉がすごく気に入っています。…なんか、元気でるなぁ…
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ポンポン躍るような蘭とビーズの作品。タイトルは「DANCE」。

大学院2年の時、先輩に連れられてあかね画廊を訪れた日のことを今でもよく覚えています。ただその時は「銀座」という場所がどういう場所なのか全く分かってなくて、まあ今もそうですが、とにかく描くことしか考えていない人間でした。

ありがたいことに、若手日本画作家の会である「竜淵の会」に加えていただき、発表する場を与えられ、それからは毎年毎年あかね画廊に作品を出すことが自分の目標でした。私を信頼して紹介してくれた先輩やあかね画廊に対し失礼の無いように、出来る限り誠実に作品を描いてきたつもりでした。

初めの数回はお友達や親戚の人たちが義理もあるしで来てくれるけど、その先は本当に作品が充実していなければ、段々来る人も減ってしまうものだよ、と画廊のオーナーが話してくれたことがありました。なるほど、と思いました。厳しいけれど、そのくらいの気持ちで描き続けなくては、と肝に銘じた記憶があります。
作品を充実させること、自分のイメージする作品に少しでも近づけること。とにかく描き続けること。そして一週間、ここで自分の作品を客観的に見たり、いろんな人の意見を聞いたりして、また次の作品の構想を練る…。

20年経ち、10回目の展示。今回も一週間色々なことを考えながら画廊で過ごしました。

展示が終わり、しばらくひと休みと思いましたが、思いがけないお仕事が入り、年明けまでまたばたばたしそうです。

ブログも気晴らしにぼちぼち更新してゆきます。

by akikomoriya | 2012-11-11 19:26 | おしゃべり
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