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江戸しぐさ ♪

昨日「江戸しぐさ」の本についてお話ししましたが
この「江戸しぐさ」最近ちょっとブームらしくて、
なかなかよいご本でしたので
今日はあらためて紹介させていただきますです♪

江戸時代の町人には
人と人が潤滑に過ごせるように
様々な「気配り」が約束事としてあったらしく
これを体得してこそ立派な江戸っ子になれたそうです。


実はこれ、長男の昨年のクラス担任の先生が
クラス通信で少しずつ紹介してくれたものなんです。
受験シーズンでみんなパリパリしていまいがち…
そんなときこそお互い気配り、心遣い
という担任の先生の温かなメッセージでした。
こういうことって受験で合格することよりきっと大事なことなんだよね…

それで早速江戸しぐさの本を購入してみると…


雨の日に傘をさしたもの同士がすれ違うときは
お互いぶつからないようにちょっと傘を傾げる
「傘かしげ」
客観的に見ても美しいしぐさでございます…
江戸しぐさ ♪_e0240147_0551948.jpg


忠告を受けたら
「でも」と「だって」というような
「戸締め言葉」は禁句!
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雑踏の中で足を踏まれても
「こちらもうかつで~」と謝る。
もちろん踏んだ方も
自分に悪気がなくても当然謝るというわけで
お互いに謝ることで丸く収める
「うかつ謝り」
「これはうっかり、うかつでござんした~」って感じでしょうかね。
江戸しぐさ ♪_e0240147_0563637.jpg


その他
満員の座席では
一人でも多くの人が座れるように
お互い軽く腰を浮かせて座る
「こぶし腰浮かせ」

傘だけでなく
人と人がすれ違うときは
肩がぶつからないようにお互いちょっとよける
「肩引き」

などなど…どれも争い無く平和的に日々暮らしてゆくための
江戸町民のルール。
最近では日本にも米国の訴訟社会の考え方が入り込んでいて
むやみに謝ると損をする、ってのが常識です。
また勝ち組負け組という言葉があらわすとおり
スピード感のある要領のいい人間が得をする社会でございます。
江戸期の日本はのどかでございます…

本を読みながら
なんだかどれも懐かしい~
どうしてなんだろう…
子供の頃の母の顔を思い出す…

…それもそのはず
母方のご先祖は幕末の動乱期に江戸から静岡に移り住んだ一家だったのです。

母と二人で「江戸しぐさ」を読みながら
うんうん、そうだったそうだった…と深く納得!

「ママ厳しかったよね~」と言うと
「おじいちゃんおばあちゃんの方がも~っと厳しかったよ~」と母。

母のしつけは祖母のしつけ、祖母のしつけはそのまた母親のしつけ…
私の母からさかのぼることわずか3代で江戸時代になります。

開国して140年
日本は本当に大きく変わりました。
まるで同じ日本とは思えないほど…
でも忘れてはならない日本の心があるはず!

この江戸しぐさはあちこちで定期的にセミナーもあるらしく
ふるきよき日本の心意気は
今少しずつ見直されています。
時を越えてこうした口伝の内容が
きちんと文字化され広く流布されることに
改めてありがたさを感じますです…


しかしながら…
「戸締め言葉は禁句」、とか「うかつあやまり」などは
一生かかって自分を律していかないと
徹底できそうもない…

思い返せば過去何度かあった減点事項…
この間も、呼び止めてきた警察官に
「肩こりだからシートベルトしたくないんですけど」とかいって
軽く悪態突いてしまいましたです…
警察官の方困っておられました…

反省でございます…


by akikomoriya | 2012-12-20 01:22 | おしゃべり
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