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8月もあと半分


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連日の猛暑で
マリアちゃんもすっかりエアコンの子になりました。
暑いとはいえ
怠惰であります…

8月は楽しい夏休みでもあるけれど
戦争や平和について考える月でもあります。

広島原爆投下の日
長崎原爆投下の日
お盆の迎え火をたいて
初盆のお参りをして
今日は早くも終戦記念日

今年の夏も恐ろしく暑いけれど
68年前の夏は
暑いだけじゃなくて
何もなくなってしまった夏。

ひとりひとり
みんなどんな気持ちだったんだろう。

父は今年78歳になりますが
終戦の日
母親が「これが最後の晩餐」といって
ありったけのごちそうを振る舞ったと言います。
全員米軍に殺されると思っていたみたいです。

校庭でお芋とカボチャを作ってそればっかし食べていたので
父は今でも「スイートポテト」と「パンプキン」が嫌いです。
惨めな気持ちになるんだそうです。

マリアちゃん
真面目な話をしているですよ。
聞いてるの?
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ところで私の大学時代
不思議なことがありました。

私たちの学年は昭和43~44年生まれで
だいたい戦後20年経った頃の生まれなんですが
同級生や後輩など
戦争の記憶を持つ人が結構いました。
それは
夢とかで見るんだそうです。
子供のころから
同じ夢を 何度も 何度も。
しかも
最後の一撃食らって死ぬ瞬間まで見るんだそうです。

閃光のあと何もなくなった爆心地を水を求めて彷徨っていた記憶のある人
沖縄か東南アジアあたりの現地人の少女が爆撃にあって死んだ記憶をもつ人
ジャングルで戦闘中死んだアメリカ兵だったという人
捕虜生活を送った記憶を持つ人
特攻隊だった人は激突の最後の瞬間まで毎度夢に見ると言っていました。
あとは反戦運動をして逃亡生活をしていた人…
どれも記憶がなまなましく
幼児期にテレビなどの影響でこういった夢を見るようになったとは
思えないような話…

芸術家って変わっていると言われるけど
こんな記憶をもってることが
当たり前のように語られる大学時代のアトリエは
今思えばやっぱかなり変かも…

それにしても
戦後の世代は
戦争を知らないと言うけれど
そうではなくて
戦争で死んだ子ども達の生まれ変わりじゃないかとそのとき思った。

私たちの魂の中には
戦争なんか懲り懲りだという想いが
誰に教わらなくても染みついているのだと思います。
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マリアちゃん暑さに参っております…
マリアちゃんもそう思うでしょ?どうよ?

by akikomoriya | 2013-08-15 19:56 | おしゃべり
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