残身

高校１年弓道部の娘が
しばらく風邪をひいておりまして
弓のバランスが悪くなり
ここ数日どうも調子が悪いと言っております。

今日は少し調子を戻したようでよかったよかった♪
全然関係ないけど娘の好きな栗ご飯。


弓道は何とも奥ゆかしい武道でありまして
日本男児系の娘はすっかり夢中であります。

昨日は「残身」について話してくれました。

矢を放ったあと
当たっても当たらなくても
天地の中心に身を置いた姿勢を３秒は持続させなくてはいけない。
勝ち負けではなく
宇宙の中心に自分があることが大切なのだそうです。

高校に入って
弓道をやるようになって
色んな意味でバランスが良くなり
実際、自分のアンバランスに素早く気づき
修復できるようになっております。
それは心身ともに、であります。
恐るべし、弓術…

残身の話に戻りますが
とにかく、まちがってもサッカーなどのように
シュートが決まったからと言って
ガッツポーズなんかをしてはいけないのであります。

そういえばお茶の時も
茶杓やなつめを清める所作や
勺の置き方に
そう言う気配があったように思いました。

目的とする動作だけが問題なのではなく
全体として美しい流れを作り出すことや
その美しさの中に身を置くこと
さらにそれを客観視する眼というのが
日本の美の世界にはあるのだなぁと思ってみたり…

ところで
マリアちゃんはスコットランドの子なのね。
日本に生まれてどう思うの？
どうなの？

あっ　猫だ！

マリアちゃんの天敵、猫にゃんであります。
マリアちゃんは猫が嫌いであります…