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戦争の記憶


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今日は生徒達の引率で
県立美術館の石田徹也展に行ってきました。

入ってすぐに
「ああ、戦争の記憶…」と思いました。

私は霊媒師ではないし人の過去世がみえるわけではないけれど
戦争で死んで生まれ変わった子どもって
独特な絵を描く
…ように思う。

今まで色んな生徒の作品を見てきて
また大学時代の友人達の絵を見ながら
絵を描くことで
前の人生のやりのこしや
クリアできない想いを
形にしているように思うことが多々ありました。

特に
戦争で死んだ子どもが描く絵(のように私が思うだけなんだけど)
独特なものがあります。

恐怖や怒り、虚しさ、生きている事への問いかけを
絵を通して表現し
表現し尽くすと
もう描く必要がなくなる。
あるいは
またく違った絵を描き始めるとか。

また思いが強ければ強いほど
尋常ではないモーレツな勢いで
描き続けてしまうものです。
描くことで吐き出す。
そして描くことで潜在意識を癒しているのだと思います。


石田さんは若くして亡くなりましたが
小学生の頃から
第五福竜丸や戦争について興味があり
家族で見学したり勉強したりしていたそうです。
それを聴いて
やっぱりな、と思いました。

理由もなく覆い掛かる心のもやもやや
漠然とした不安感を取り除くのに
絵を描くという作業はとても効果的だと思います。 

by akikomoriya | 2015-02-11 15:46 | 想い出つらつら
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