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おめでたい夢 ②

前回に続き「おめでたい夢 Part2でございます。

数年前のことです。
さらさら流れる清流の夢を見ました。
水が青緑に透き通って見えて
柿田川の清流のような美しい流れでした。

そういう夢は時々見るのですが
その日の夢は
水底に鹿の角が幾層にもなって沈んでいるのです。

古いものから新しいものまで

目が覚めてから調べてみると
鹿の角は一年に一度春に
自然に生え替わるのだそうで
ちょうど桜の頃に
山野のあちこちに古い角が落ちているのだそうです。

それからしばらくして
富士宮にある国の天然記念物である
駒止桜を見に行きました。
そこのお土産ブースで鹿の角を売っていました。

ちょうど手持ちもなくて購入することもできず
小さなキーホルダを買って
それでも未練がましく大きな角をいいな~と思って見ていると
お店のおじさんが
「もっとあるからちょっとおいで」といって
すぐ裏手にあった工房に連れて行ってくれました。

そこにはまだ仕上がっていない鹿の角がい~っぱい!

すると
「これもっていきな」と両角そろった
ややこぶりの角を下さいました。

ふつう角が落ちるときは
自然にひとつずつ落ちるので
両角揃うということはないのだそうです。
よく飾り物として揃っているのがありますが
それは
殺された鹿の角なのだそうです。

でも私が頂いたその角は
おじさんが森の中で偶然見つけたもので
よく見ると片方の角は少し欠けています。

それはおそらく
闘った鹿の角なのだと話してくれました。
欠けてるから売り物にはならないけど
と言ってくれたのですが
そのことがかえって嬉しく感じられました。

何の理由で誰と闘ったのかはわかりませんが
闘った後の角が
奇跡的に二つ揃って見つけられて
こうして私の手元に来た。
それが嬉しくて床の間に飾ってあります。

鹿の角が抜け落ちるのは
古きを捨てて新しく生まれ変わるという
吉事なのだそうです。

ちょうどその夢を見た頃
今まで大事にしていたことも
いちどご破算にして
何もかも新しくやり直そうと思っていたときでした。
自分自身の様々な感情と闘っているときでした。

いつかこの不思議な夢を
絵にしたいと思っています。
おめでたい夢 ②_e0240147_034329.jpg









by akikomoriya | 2015-02-22 23:33 | 想い出つらつら
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