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秋は萩



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今日はお月見ですが、どうやらお曇りさんのようです。それでもお団子とすすきの準備をしなくては・・・と思っているところです。

数日前の夕暮れ、ご近所の白い萩がとても素敵でした。おばあちゃまがいつも丁寧に庭仕事をされております。

ところで萩は「散る」ではなく「こぼれる」といいます。
たわわに揺れる萩の花の房が、吹く風ごとにぽろりぽろりと、涙のようにこぼれます。やっぱり「散る」ではなくて「こぼれる」だな~と見ていて思いました。

日本人に最も愛される花は桜ですが、万葉集で最も多く歌われているのは萩です。次が梅。 萩、梅、桜には共通点があって、散り際が美しいのです。風に吹かれて舞い散る、舞い落ちる、こぼれ落ちる・・・といった風景が見られます。

彼岸花も好きですが、萎れる様は目も当てられない・・・申し訳ないけど・・・白骨化した死骸みたいに見えちゃう・・・桔梗も可愛らしいけど、くしゅっと萎れる様子はやはりあまり優美ではないかも・・・です。

やはり、萩、梅、桜の散る姿は美しい。

万葉の言葉に「花ぢらう」と言う言葉があります。「ちる」に対して「ちらう」は現在進行形、つまり「散り続けていること」。イメージとしてはお祝い事の時の花吹雪と同じです。悲哀ではなく、命の盛んな様を讃えた言葉です。

花が散る、ただそれだけのことに、悲哀や、命の躍動や、色んな事を感じそれを表現しわけるって、なんか素敵だなと思います。

ではでは、お月見の準備を始めます(^^)/
雲の上に美しい満月が照っていることをイメージして!
世界中の人々が、満月の恩恵を受けることができますように・・・

by akikomoriya | 2015-09-27 19:21 | おしゃべり
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