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縄文の夢

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日本画教室のお生徒さんから頂いた柿の葉っぱ。虫食い穴の向こうに何が見えるかな?
(ただカーテンが見えるだけ・・・)

昨夜はNHKスペシャルで縄文遺跡の三内丸山を紹介していました。
縄文文化はホント不思議。まだまだ謎ばかり。

でも、自然と心ひとつに、自然から離れることなく生きることと、
人と人、人と自然の平和的関係を持続する縄文の叡智は、
様々な分野の「日本文化」に今も受け継がれているとあらためて思いました。

DNA的に見ても、土器の造りを見ても、また日本語という言語そのものも、
一万年という歳月戦いもなく平和に持続可能な社会を実現した事実も、
金属器と稲作を持ち込まなくとも豊かに暮らせたことも
・・・何もかもが世界で類を見ない、まったくもって稀有な存在。

よく、「日本の常識は世界の非常識」って言われるけど、
そもそも基盤となっている縄文文化が
これだけ世界の常識とかけ離れたところからスタートしているわけだから、
日本は他国とは違った生き方をして当然かなと思う。

この混乱する世界情勢の中で、
軍隊を持たずになんとか平和を実現しようなんて、普通に考えれば狂気の沙汰。
核武装して強くなって、次に起こるであろう何らかの戦争で手柄を立てて国連常任理事国に躍り出よう!
という発想は凄くよく分かる。
強い日本に、アジアの覇者に、世界のリーダーに・・・!

でもそのありがちなシナリオに、
非常識にもNOと言いたくなるのは、
縄文の血が騒ぐからなんじゃないかと思う。

このまま地球社会が進んで、
100年後に今のように澄んだ空気と青い空と、緑の森が存続しているとは限らない。
むしろそうでない可能性の方が高いと思う。

世界の99パーセントが破滅に向かうとしても、
残りわずかな可能性は、
日本という国が、今何を選択し、どの方向に踏み出すのか、
それに掛かっているように、私は思うのだけれど・・・。
それほど尊く稀有なる日本であると、私は思うのだけれど・・・。

世界の常識を覆す、ユニークで持続可能で、美しくも力強い、
そんな縄文的発想が、この日本列島から芽吹くことを心から願っています
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by akikomoriya | 2015-11-09 08:54 | 日本文化
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