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蝶の夢 ②

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またまた厳島神社でございます(^^)/
社殿に朝日が入ったところをパチリ!よ~く見ると、社殿の後に朝日の虹色の輪がうっすらと見えます!手前の緑の光の輪はオーブではなく、ただのレンズの反射だと思いますが(^^;)
さてさて平家の家紋が蝶であることは良く知られていますが、西国や四国に行くと思いがけないところで蝶の家紋に出会います。

山あいの温泉街で入ったうどんやさんのマークが平家の蝶だったり、スーパーに並んでいる納豆のパッケージが平家の蝶だったり、と平家の蝶は御子孫の方々によって大切に守られているようです。
そういえば大学時代のお友達に家紋が蝶だという人がいました。懐かしいお友達、どうしているかな・・・?

四国祖谷渓の山中には、安徳帝の典医、堀川内記と平国盛の屋敷がありますが、800年に渡り守り続けてきた平家の蝶の赤旗を見ることができます。こちらはなかなか凄みがあります・・・

ところで、蝶の紋を見ると何故か「夢」という言葉が頭に浮かびます。
清盛の生き様は現実よりもむしろ、生涯夢だけを見続けていたような印象があるからかも知れません。
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厳島神社宝物殿には平家納経の一部(レプリカですが)と清盛の請願文の口語訳が展示してあって、「夢に感じたとおりに、たちまちに子弟の栄達を実現しました」という一節があり、やはり清盛は夢の人だな~と思ったのでした。
美の限りを尽くした平家納経も清盛が全プロデュースを手がけたと言いますから、美しいものへの感性が際だった芸術家タイプの人だったのでしょうね。

お世辞にも綺麗とは言い難い干潮時の景観も、日々の手入れも台風のごとに修繕する手間も・・・すべては、大潮満潮時の絶景のため、最高の一点にのみ焦点を合わせ設計されているのだと思います。イメージできうる限りの最高の一点を妥協しない清盛の強引さと情熱が伝わります・・・
お陰様で世界遺産ですから!

つくづく清盛は芸術家肌の、そして夢の人であります・・・

平将門といい清盛といい、平家は権力に対して恐れもなく挑戦し、貴族社会の特権であった自由や美や富を下々の人間に分散させる突破口を作ります。

将門はさらし首、清盛の一門は壇ノ浦で海の藻屑と散りましたが、恐れもなく後先も考えず、夢に向かって夢だけを見つめてぶっ込んでいく清盛や将門の生き様には、どうにもこうにも魅力を感じます♪

は~やれやれ
後ろ髪引かれる安芸宮島厳島神社でございます・・・

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by akikomoriya | 2015-11-30 21:09 | 日本文化
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