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思い出つらつら

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もうすぐクリスマスですが
今日は私が幼稚園時代から大切にしている聖画をご紹介♪
幼稚園で配布してくれる冊子の裏表紙に載っていた切手の絵なのですが
フラ・アンジェリコの受胎告知です。

幼稚園の頃はフラ・アンジェリコのことなんてな~んにも知らなくて
ただ綺麗だなと思って眺めていた。
聖職者であった彼は
祈りつつ描き、描きつつ祈り
描くことが信仰の形そのものでありました。

先日、ル・ミラーの聖母子をご紹介したとき
「おっさんの描く聖母子はダメダメ~」みたいに言ってしまいましたが
フラ・アンジェリコの作品はどれも素晴らしいと思います(^^)/

大学受験の時の進路指導で
担任で日本画家だった先生に
「それで芸術系が落っこちたらど~するだ?」と言われて
「キリスト教系の神学科に行きたいです」と言ったら即
「バカ!やめとけ!」と一笑されて終わってしまいました。
美術の研究所もない町で美術室の片隅でボソボソデッサンしているだけでは
到底美大には太刀打ちできないと先生はとても心配していて、いちかばちかの受験でした。

あの時もし、先生が滑り止めの神学科の調査書を書いてくれて
もし筑波の芸術に落ちていたら
私は今頃どこかの修道女で尼さんやりながら
自己流で絵を描いていたんだろうかと思うときがあります。

後で知ったけど
筑波は実技ではほぼビリでギリギリだったらしい。
受かってから先生達が「どっちにしようか迷う時は、面接の時に服のセンスのいい子にした」と冗談かも知れないけど言っているのを聞きました。
自分がどんな服が似合うかも分からないセンスのない子はダメだとか。

面接の日、母が「せめておしゃれな格好していきなさい、芸術の学校受けるんだから」といって
もの凄く気張っておしゃれな手編みのセーターを編んで着せてくれたのでした。

・・・多分、それで受かったんだと思う。

綱渡り、綱渡りで今日までの人生渡ってきて
尼さんではなく絵描きになれて
とりあえず絵を描き続けていることに
心から有り難いと思う日々です。

ではでは明日も一日
世界中どこにいても誰にとっても
夢と希望の膨らむ一日でありますように!

by akikomoriya | 2015-12-19 20:27 | おしゃべり
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