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天井絵

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今日はお天気も良く、父とお墓参りに行ってお花をこらしょと生けてくる。うん、いい感じ。ご先祖様いつも有り難う。
帰宅すると筑波大でお世話になった太田先生から分厚い封書が届いていました。
昨年、太田先生を中心として、長野県の大洞山瀧仙寺という曹洞宗のお寺の改築に際して、天井絵制作のプロジェクトがありました。無事にお寺も改築が終わり、天井絵のパンフレットが出来上がって送って下さいました。

先生方、在学中の大学院生の皆さんに混じって、私のような修了生も声を掛けていただき、私は37の「山桜」と61の「烏瓜」を担当させていただきました。画像が小さいですが拡大すると何とか見えます。 
98枚の花々と実。懐かしすぎるお名前と画風に、ああ、相変わらず、うんうん変わらないな~としみじみ見入る。 

いいことも悪いことも色々やった6年間。たくさんの失敗と、周りにもたくさん迷惑を掛け、穴があったら入りたいような出来事もいっぱい・・・そして、描いて~描いて~また描いて~、描くことが生活のすべてだった。

・・・と筑波生活について子どもの前でもついつい語ってしまうと、「私たちが大学に行ったらまた暇になるから、そういう生活もまた戻ってくるよ」と励まされる。うん、浪人せずにちゃんと出て行ってね!

この20年は子ども子どもで生きてきて、あとは年中体調不良・・・。自律神経がいかれてしまって、生きているのに瞳孔が開いてしまい眩しさと激痛で目も開けられない。血圧がみるみる下がってこのまま死んじゃうのかね、と思いつつミイラみたいになってくたばってる日が、1ヶ月のうち三分の一はあったとおもう。

そうとは知らずに絵や絵本を依頼して下さる方に対して、失礼の無いよう不足のないようにと、必死で仕事をこなしてきた日々でありました。

しんどくてしんどくて・・・で描くのではなく、パワー全開で溢れるように、描いて~描いて~また描いて~の日々が来るんだろうか・・・もう一度来ますように・・・

有り難いことに、体調はほとんど回復し、来年から少しずつでも、描いて~描いて~の生活に戻れるようにイメージしながら過ごしてきたいと思います。

世界中の人々にとって
そして
私にとっても
輝かしい未来が待っているように!

by akikomoriya | 2015-12-28 19:25 | 日本画
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