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「あの日」再版しました

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遅れておりました「あの日」の再版ですが
先週やっと印刷屋さんから届いてきました。

絵が少しだけリニューアルして
巻頭の言葉も加わりました。

私に直接注文してくださってもいいですし
静岡県ボランティア協会に注文してくださってもOKです。

先日お友達になったばかりの宮城県の方からお電話があり
「あの日」を読んでいたら涙が出てしまって
そうしたら日頃あまりおしゃべりが得意でない4歳の息子さんがそばに来て
「みんな有り難うね」と突然言ってくれて、びっくりしたとのこと。

絵本の中に出てくる「天使になったおともだち」が
一瞬、息子さんと繋がったのかな?と話しました。

実話であり、ご遺族の方もいらっしゃるし
この出来事を一生忘れることなく
生きて行かなくてはいけない方達のことを思うと
決して「めでたしめでたし」で終わることのない
この先もずっと続く物語の一片を切り取って
こうして視覚化させてしまうことに
ずっと抵抗があって
この絵本を作って本当に良かったんだろうかとか
今も悩み続けていますが
宮城のお友達が今日
「夫とも話したんだけど、亡くなった人に対する一番の供養は
その人のこと、思い出すことだと思うのです。」と言って下さいました。

宮城のお友達の町でもたくさんの方々が亡くなり
日々、否が応でも津波の傷跡と向き合いつつの日常を過ごしておられるのだと思います。

天使になった子どもたちのことを忘れないでいること
あの出来事を忘れないでいること
体験した人間ではなくても
同じ日本人としてそれは必要かな・・・
とあらためて思いました。

色んな意味で
忘れないこと、それは大切だなと思いました。
囚われるのではなく、後ろばかり向くのでもなく
前を向きながらも、忘れないこと。

私の知らないところでもすでにあちこち朗読会が行われていて
もうこの本はどんどんひとりで歩き始めたのだな、と最近思います。

天使になったお友達のお導きに従い
この絵本は少しずつ広がっています。

ではでは
明日も一日
世界中どこにいても誰にとっても
夢と希望の膨らむ清々しい一日でありますように!

by akikomoriya | 2016-06-30 20:31 | 絵本
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