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カテゴリ:平和な世界を求めて( 53 )

和を以て貴しと為す

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あちらもこちらも
光る緑の目に眩しく
日本平も新茶の香りが充満しております♪

ところで
明日は憲法記念日でありますが
唐突にも十七条の憲法の話題を振りたいと思います。

第一条 「和を以て貴しと為す」はあまりにも有名ではありますが
その続きって意外と知られておりません。

天皇制の時代でしたので
当然「上の者、親に逆らわず・・・」という文言はありますが
私自身とっても気になるのは・・・

「人は党、つまり派閥やグループを作るもので、しかも悟った人は少ない」
そして
「和を心がけて過ごしてゆけば
おのずから道は開けるものだ」
と締めくくります。

第一条だけですでになかなか意味深い・・・

そういえばあの時代も
蘇我氏の力が横行して、結局太子一族も蘇我氏に滅ぼされてしまったのでした。

派閥ごとの争い合いではなく
真実の「和」を全員で求めようとする誠意と熱意が
今も昔も必要なのですね。

日本文化の最高の美徳とは「おのずから」であるといいます。
作為や私意を日本人は嫌います。
「自然に」「おのずと」物事が「成る」ことが則ち「御神意」であるとも考えられていたのでしょう。

まさに「至誠神通」であります。

「おのずから」道が開けるためには
少なくとも派閥ごとの見栄の張り合いは無用であります・・・

そしてこの憲法前文は
第十七条が第一条と呼応する形で締めくくられます。
「夫れ事独り断むべからず。必ず衆(もろもろ)とともに宜しく論(あげつら)ふべし」

大事なことは一人で決めてはいけない。
多くの人々と共に相談して決めるべき・・・と
聖徳太子様はすでに民主主義を深く心得ていらっしゃる!びっくり!

現代に至るまでの予言書を残したともいわれる聖徳太子は
やはりただ者ではないのであります・・・

ではでは

明日という日がこの地球上のすべての人々にとって
夢と希望を感じる輝かしい一日でありますように!
美しい世界は一人ひとりの手のひらの中に!

by akikomoriya | 2016-05-02 23:25 | 平和な世界を求めて

祈りは最善値を導く


最初に地震の速報があったとき
まさかこんな事態になるとは思わず
とても辛い・・・

今日の静岡は爽やかに晴れて
いつもと何一つ変わらぬ暮らしが続いているけれど
心だけは、思うたび、ニュースを見るたびごとに
一呼吸置いて祈りを捧げよう・・・

祈りは最善値を導くっていう言葉がある。
じっさい体を動かして少しでも役に立ちたいと思うけれど
祈る想いもまた、誰に感謝されることも無いけれど
人知れず
一番助けを必要とする人や場所へ
エネルギーとして注がれ
偶然を装って
必要な人と出会ったり
必要なものが与えられたり
助け出されたりするに違いない

一番必要な人と場所へ
エネルギーが届くことを強く信じて!

地震の被害に遭っているすべての方々に
最善の道がひらけ
一番良いように導かれていきますように!!!
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by akikomoriya | 2016-04-18 21:19 | 平和な世界を求めて

水上悦画集 「静岡生まれ 静岡育ち」

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私が住んでいる団地では、毎月一回、町民による清掃作業があります。
町内会長さんを中心に、落ち葉掃きや草刈り。
それ以外にも個人的に草刈りや剪定をしてくださる方もいらして
お陰様でいつも綺麗な団地です。

昨年末、清掃作業の後、町内会長さんとおしゃべりしていたら
「よかったら読んでね」と
亡くなられた奥様の画集を下さった。
10歳以上年上の絵描きの女性と大恋愛の末
親の反対押し切っての結婚。
小学校の先生をなさりながら、奥様の画業を支えた日々。
最後は介護、そして旅立ちを見送られ・・・
いつもはちきれんばかりの笑顔の町内会長さんです。

色んなロマンスを、いつかゆっくり聞きたいな~!と思いつつ、まだちゃんと聞けていない。

奥様は水上悦先生。
私がここに越してきた時はもうすでにお具合が悪く
画家として、教師として、精力的にご活躍の頃は存じ上げないのだけれど
色んな方々に「あの団地は悦先生のいらっしゃるところね」と言われ
ご活躍ぶりがうかがわれました。

以前、出版されたものを昨春復刻版として再販した画集です。
静岡にたくさん店舗をお持ちの「SANADA屋」の真田さんが、出版してくださっています。

「静岡生まれ 静岡育ち」
というその画集は
静岡という町がどんなふうに戦争に巻き込まれ
皆、真剣に戦い、飢えを忍び
そして戦火を逃げまどい
敗戦を迎えたか・・・

その様子が40ページにわたり
克明に絵と文章で綴られています。
今、繁華街としてにぎわう常盤町や青葉通り、安倍川河川敷の惨憺たる様子は
父やお年寄りの方からも聞いていましたが
画集の中では駅南の中田や馬淵の火の海や
機銃掃射が降りそそぐ生々しい様子、まさに生死を分けた状況が
ありのままに描かれていました。

あれから70年。
戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事、などという政治家や
徴兵をま逃れないよう
極刑なり無期懲役なりを用意するという方向も考えられると口にする政治家
日本が米国の51番目の州になることを仮定しながら話をする政治家・・・
驚くような言葉が
当たり前のように飛び交い
紙面で大きく取り上げられることもなく日々流れてゆく・・・

復刻に踏み切った方々の思いが伝わります。

こんな目にあって
命からがら生き残って
それでも「私をを育ててくれた静岡さん ありがとう」という言葉で始まる画集に
心がじんとなりました。

そういえば、大槌町の絵本を取材していた時
あれだけの被害にあったにもかかわらず
「おおつちに生まれてよかったって思える強くて優しい子を育てていきたい」
というおおつち保育園の園長さんの言葉がありました。

その言葉に本当にびっくりしたけれど
私がが今住んでいる静岡も
焼け野原になったところから
静岡を大切に思う人々の手によって
こうして復興されたんだなと思ったりして・・・

天災はま逃れることはできないにしても
人災は避けることは必ずできると確信しています。
それが自分の国であってもなくても!

今日はなんとなく
この本をご紹介したくなりました。
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by akikomoriya | 2016-03-06 18:56 | 平和な世界を求めて

憲法講座のお知らせ♪

お知らせ遅くなりすいません。富士市はもう終わっちゃいましたm(_ _)m
静岡は今週金曜日アイセル21で10時から。
憲法のブックレット(当日資料)が500円なのに
さらにお茶とお菓子がついて、参加費500円とは(T_T) 
講師はプラムフィールドの馬場利子さんです。

長年にわたり静岡市で健やかな暮らしを提案する活動を行ってこられた馬場さん。
長谷通りちょこっと入った「プラムフィールド」ご存じの方も多いと思います。
慶應義塾大学法学部卒、環境省環境カウンセラー、環境再生医としてもご活躍。
馬場さんが今月「地湧社」から出版されたばかりのブックレットがテキストです。

今回の憲法改正案について充分知り得ている人なんて
全国民のうち1パーセントにも満たないのでは、と思います。
しかし「知らない」ということは
受け身な被害者のようで、実は罪なことであると私は思います。
知らないまま選挙の日を迎えることのないように
ぜひぜひ、ぜひにお出かけ下さい。

誰もが気になっている、「具体的に今の暮らしとどう変化するの?」や
「中国や北朝鮮が攻めてきたらどうなるの?」などについて
分かりやすく説明していただけると思いますよ!

この出張講座は
憲法草案が出された2012年から早くも始められていて
このブックレットは地湧社からの申し出もあって発行されたとのこと。
シャーリーマクレーンを初めて日本に紹介した地湧社ですね。

お子さん連れで、どうぞ、遊びにいらして下さい♪とのことです。
私は仕事が抜けられず、代理に母に行ってもらいます。
(ブックレットだけは本日ゲット(^^)/ )
お時間ある方、ぜひ!

あ、ご参加できる方は
必ずこちらにご連絡を!
パルシステム静岡 0545-32-9192

ではでは明日も一日
平和な地球はひとりひとりのあたたかな心の中に!

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by akikomoriya | 2016-02-18 00:34 | 平和な世界を求めて

中東和平プロジェクト in 静岡

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水曜日の静岡新聞19ページに掲載されましたが
2月7日からイスラエルとパレスチナの若者 計8人が 平和プロジェクトの一貫として来日しました。
9年目となる今年は静岡市が受け入れ先として名乗りを上げ
「Middle East  Peace projyect in Shizuoka」と題し
昨日は静岡市立桜が丘高校と、静岡市立高校で高校生達と交流会がありました。

昨日11日は日本平ホテル芝生公園で、「大きな絵」プロジェクトとがあり
イスラエル・パレスチナの若者も参加しました。


参加しているイスラエルとパレスチナの若者は
全員「遺族会」といって身内をこの戦争でなくした方のメンバーです。
70年続く戦争の中で、お互いを知ることもなく憎しみを募らせている現状、それを打破するためにも
復讐ではなく、未来に向けた相互理解を求めています。
勇気ある試みです。

日本がそれを後押ししていることも誇らしいことです。
今回静岡市が受け入れ先となったことはとても素晴らしいことだと思いました。

昨日は静岡市立高校の交流会で
イスラエル・パレスチナ・日本の若者がたくさん笑ってたくさんしゃべりました。生徒たちもよく頑張りました。
私もささやかながら
手描きの桜のカードにアラビア語・ヘブライ語でそれぞれ
「パレスチナが平和でありますように」と「イスラエルが平和でありますように」のメッセージを書いてプレゼントさせていただきました。
特にヘブライ語は難しい・・・何か象形文字みたいになってしまったけど・・・読めたかな?


イスラエル・パレスチナの平和は
全世界の人々の愛の手の中に!

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by akikomoriya | 2016-02-12 22:50 | 平和な世界を求めて

ブータン交流会

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今日はまたさむ~い一日でしたっ(>_<)
やっぱり2月は寒いです!
重ねて着て、またさらに着て!さらに着るから「きさらぎ」なんだってね!
今日も一日、恥ずかしげもなく着ぶくれしておりましたm(_ _)m

一昨日、立川の星槎大学 学習センターで行われたブータン交流会。
FBで様子をアップしますとお友達にもお約束しましたので
ちょっと長くなりますがご報告。

星槎大学ではブータンとの交換留学を毎年行っていて
ブータンに関する研究も積極的になされています。
交流会は、先日ワンチュク国王夫妻に第一子がお生まれになったことをお祝いすることから始まり
会場全員で当たり前のようにしみじみと国歌を歌い・・・
で、いきなり何故だか泣けてしまいました(T_T) (T_T) (T_T)
多分、北朝鮮でも国民が国歌斉唱で統治者を讃えると言うことは嫌と言うほどあるのでしょうが
そしてかつての日本もそんな風習が長くあったはずなのですが
こんな事に何故感動してしまったのか・・・
まずは自分でもビックリぽん!

帰りに娘と二人で表参道のアップルパイのお店でたらふく食べながら
今日一日のお疲れ様会。
娘に、以前国連訪問したとき、ブータン大使館で一番心に残ったのは何だったのかと聞いたら
それは「信頼」だという。
独裁ではなく心からの信頼関係が国王と国民の間にはあって
国王は国民のために本当に良くやって下さることをみんな知っていて
心から信頼している様子が伝わり
これが「居心地のいい場所」を作るんだなってその時思った
と娘は話してくれました。

信頼。ブータンには確かにそういうものがあるのかも知れないなと思いました。

長く鎖国をしていたブータンがようやく鎖国を解いたのは、1970年代だったと思います。
それ以降の政策は、ご存じの通り
経済よりも幸福度を優先し、時代遅れになろうとも環境破壊や民族意識を損なうことのないよう、急ぐことより失敗しないことを最優先にしてきた世界で稀な国であります。

それらの方策はすべて国王が決めたのだそうです。そう、国民に一番いいようにと願って、慎重に慎重に・・・

現在、ネットの普及やインフラの整備でブータンが近代化してゆくことを懸念する外国人が多いように
開国前後の日本に対し、それを懸念し
「今のままが一番幸せなのだ。これからこの国に襲いかかる不幸を思うと・・・」
と予見した外国人は実はたくさんいたのです。
下田の領事館に駐在し日米修好友好条約を締結させたハリスもその一人でした。

「緩やかな開国」をモットーに慎重に進むブータンには
確かにかつての日本の面影があります。

でもきっとそれは・・・
江戸から明治という大きな政変と開国を同時期に行ってしまい
誰もが手探りの中、本当に大切にすべきことを見失い
みすみす自国の優れた文化を手放し
列強と並んで植民地政策に乗りだし
列強の手のひらの上でボロボロにされた日本という国を
反面教師として学んだのではないか
そんな気がしました。

今の日本にとって「信頼」と言う言葉ほど
遠く感じる言葉はないでしょう。

まさかブータン交流会でそんなことを思うとは予想もしてなかったので
自分自身ビックリぽんで帰宅いたしました。

いつか行ってみたいな、ブータン。

by akikomoriya | 2016-02-12 22:43 | 平和な世界を求めて

心を整える

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昨日の夕焼けに染まる富士山!
やっぱり冬の富士山はこれでなくちゃね~!
雪が積もってホットいたしました(^O^)/
今日は無事に搬入も終わり
思いのほか画廊の方々喜んでくださり
リクエストもあって木曜日に追加3枚をお届けすることになりました。

ところで
先週末は短い時間でしたが少しだけ
英和学院大学の国際交流パーテイーに参加してきました。
別に誰かとアポを取って行ったわけでもなく
ちょうど空いていた席に座ったら
ミャンマーのテーブルでした。
なんとはなしにミャンマーの皆さんとお話ししているうちに
興味深いお話を聞けました。
ミャンマーでは小学校に上がると
夏合宿で座禅の修行をするのだそうです。
そこで額のチャクラや丹田に意識を集中させることや
呼吸の仕方などを学ぶのだそうです。
さらに
朝起きると家族で五つのお祈りと五つの戒めを唱えるんだそうです。
お祈りというのはすべて他への感謝の祈りです。
また年中行事の多くは、自らを浄める目的が多いようで
特に新年を迎えるにあたっては、水を掛け合って、過去の穢れを浄めるんだそうです。なんか、ベトナムの人もそんなようなことを言ってた記憶が・・・

先日ブータンの瞑想について書いたけれど
心を整える術を学んだり、感謝とともに生きる生き方をよしとする国民性や
心身を清浄に保つための定期的な年中行事など
改めてアジアはひとつだなと思いました。

でも、今の日本では心を整える、という術を学ぶ機会がなかなかない。
少なくとも学校では教えてくれない。
家庭でも難しいと思う。
昔は正座をしたり、毛筆で文字を描いたり
武道や様々な作法の中に、心を整える修養がちりばめられていたと思うのですが今やすっかり消え果ました。
たとえば道徳の授業で
せめて呼吸や姿勢を整えることをやってくれたらいいのに・・・
と、いつも思います。
日本人もアジアの仲間なのですから!

ではでは
明日も一日
世界中どこにいても誰にとっても
晴れ渡る空のようなすがすがしい一日でありますように!





by akikomoriya | 2016-01-20 21:20 | 平和な世界を求めて

ゴリラのココ


先日FBをパラパラやっていたら
手話のできる天才ゴリラのココの記事がありました。
ココは1000語以上を習得し
喜びや悲しみ、嫉妬や恥じらいなど色んな感情を伝えてくれると同時に
死についての観念も語ったりと話題になりました。

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そのココが
地球環境について語ったそうです。
以下はその内容です♪

私はゴリラです。
私は花でもあり自然です。

ココは人間が好き。人間もココが好き 

地球が好きです

しかし、人間は愚かです。
愚か…
ごめんなさい

ココは悲しい。
ココは泣きます。

地球を救って下さい! 
地球を守って下さい! 

時間はもうありません。
急いで!

地球を助けて下さい。

自然があなた方を見ています。
自然またね。
ありがとう。
:引用終了

鯨が人間の音楽に反応したり話しかけたりは良く聞きますし
我が家のボーダーコリーのマリアちゃんも
私が遠吠えしようよ、と誘うと一緒に遠吠えしてくれます。(二人でワオ~ん!ってやるのです)
でもそれだけじゃなくて
ちゃんと心があって
色んな事考えているだろうなと思いました。

ゴリラは霊長類で唯一「美」を感じる存在ではないか?という話を聞いたことがあります。
旭山動物園の元職員の方が
ゴリラだけは夕焼けが美しいと
みんなで並んでじっと夕焼けを見つめるんだそうです。

地球の危機を
動物も植物も
みんな知っている。
このままでは近い将来何もかもが終わってしまうと
知っているんだと思います。
元旦の朝日を見るマリアちゃん!
マリアちゃんも思うところがあるのかしらね!?
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ではでは
今日も一日
美しい地球は一人ひとりの手のひらの中に!
そして
今日という日に自分にできることを
少しでもいいからはじめてみよう!

by akikomoriya | 2016-01-15 12:27 | 平和な世界を求めて

ブータンの幸福

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今朝はぐ~んと寒くなりました(>_<) 来週はさらに寒くなるそうですよ!
しばらく温かくて助かっていたけれど、やはり冬は寒くなければね!


寒ければ寒いほど朝の空はすっきり晴れまして、
今朝の富士山ですよ~と言いたいところですが
あまりに雪が少なくて可哀想なので
これは少し前の富士山ですm(_ _)m

先日、交換留学でブータンに行ったという人の面白い話を聞きました。
ブータンは経済的に余裕もないしなかなかインフラも整わないのだけれど
逆にむやみに道路を造ることを国民自身が好まない。
何故なら、便利になるようにトンネルを掘ったら、山の神さまを傷つけることになるから、そんな事をするくらいなら時間掛けても迂回して行くそうです。
また、若い人でも瞑想の習慣を日常としていて
瞑想とは、必ずしも座ってすることではなく、食べているときも、歩いているときもどんな時でもできる、とても気持ちがいいもの、と、これはマインドフルネスを提唱しているベトナム出身の禅僧「ティク・ナット・ハン」の言うところと同じ。
アジアには古くから、こういった自然の中に神さまを見、自分自身も瞑想によって宇宙や神さまとつながり心に平安を求める・・・といった習慣が、広く行き渡っていたのだなと思いました。

ブータンに古き良き日本の姿を重ねる人は多いですが、自分たちの持っているものの価値をはっきりと知り、それを守ろうとする強さにおいては、日本より遙かに聡明な人々であると思います。

さらに興味深かったのが
経済ではなく、心の豊かさに幸福の規準を置くこうした価値観が世界で多くの共鳴者を呼び、尊敬されることが、今やブータンの最大の防衛になっていると言う話。

もし隣国がブータンを攻め入ろうとすれば、世界がそれを黙ってみていないというのです。
なるほど、強い国になる必要はない、尊敬される国になるべきだ、というのは、最後まで平和外交を貫いた明治の元老西園寺公望の言葉でした。

尊敬される国、尊敬される生き方が、自分自身を守ると言うこと。
ブータンの話を聞いて、とても勉強になり、また幸せな気持ちになりました。

この季節静岡からは毎日のように霊峰富士が見えます!
富士山こそ日本の神さま・・・
静岡にいられて幸せですm(_ _)m

ではでは今日も一日
世界中どこにいても誰にとっても
晴れ渡る空のような清々しい一日でありますように!

by akikomoriya | 2016-01-14 00:03 | 平和な世界を求めて

聖母マリアの哀しみ

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先日ご紹介したフラ・アンジェリコの受胎告知。
全体ではこんな感じになります♪
天使ガブリエルのピンクの衣装が素敵です。
羽もカラフルでかわいい(^^)/

聖母マリアというと美しく清らかで
神から選ばれし者の栄光と誉れの象徴のようなイメージがありますが
この天使のお告げを受けて以来、彼女の人生は一転し
女性の一生として考えれば決して幸福ではなかった波瀾万丈の日々がはじまります。

ユダヤの王が生まれるという予言は
キリスト誕生の数百年も前から複数の予言者によって為されていたために
当時のユダヤの統治者であったへロデ王は
王座を奪われることを恐れ
ベツレヘムに生まれた2歳以下の男の子を皆殺しにしてしまいます。
その虐殺を逃れ臨月のお腹を抱えて、天使のお告げに従いあちらこちらと彷徨ううちに陣痛を迎え
なんと馬小屋で家畜同然に出産をすることに!
しかも
生まれたイエスはマリアの心配をよそにユダヤ教の教えに逆らってばかりで
ついには拷問の末、手足を釘で打ち付けられ十字架で処刑に・・・
息絶えるまで、十字架に貼り付けになった我が息子の口に塩水を含ませ介抱したのも母マリア。
終に無くなった時、その死体を十字架から引き受けたのも母マリアでした。

マリアの悲惨な人生もまた予言通りでありましたが
キリストの母として自覚を持って生きるようになったのは
息子が死者の中から蘇るという奇跡を目の当たりにし
他の弟子達と共に伝道師としての精霊を授かった後になります。

その後のマリアの人生はほとんど記載はありませんが
おそらくは他の弟子達と共に
迫害の中強く生き抜いたことでしょう。

祝福されない出産に
その息子の素行で年中肝を冷やし
ついには辱めを受けて親より先に亡くなった我が息子・・・
母親としてこれ以上の苦しみは無いとも思える困難があったからこそ
マリアは神と人との仲介者として
現在も多くの人々に慕われ愛されているのだと思います。

ではでは明日も一日
美しい地球は一人ひとりの手のひらの中に・・・

by akikomoriya | 2015-12-22 00:13 | 平和な世界を求めて