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自身が花であるかのように生きる

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 このコスモスの小品は、昨年の個展に出したものですが、とっても素敵な女性が購入してくださいました。
本当にお花のように素敵な女性でした。

 日本が大好きだったゴッホは日本人のことをこんな風に語っています。

「日本の芸術を研究していると、紛れもなく賢者であり哲学者で知者である人物に出会う。…その人はただ一茎の草を研究しているのだ。…どうかね、自身がまるで花であるかのように、自然の中に生きる、こんなに単純なこれらの日本人が我々に教えてくれるものこそ、まずは真の宗教ではないだろうか。」 


自身が花のように生きる。私はこの言葉が本当に好きです。

 そんな生き方ができたら本当に幸せです。花も草も嘘をつかない、裏切らない。そして、もっとすごいことは、嘘をつかれても、裏切られても、恨まず愚痴らず、いつでも明るい方を向き、ちゃんと花を咲かせ、空に向かって伸びてゆくこと。そんな風に生きてゆけたらいいな…と花を描きながら思う。今は無理でも、いつの日かきっと…!

 コスモスの小品を買ってくださった女性は、どんな困難の中にあっても、明るい方へ明るい方へと、自らを導いてゆける、華やかで力強い、お花のような方でした。 

 幸せなことに、私の周りには、お花のように生きている素敵な友人がたくさんいるのです。

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by akikomoriya | 2011-09-29 20:52 | おしゃべり

お花の話

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 友人で、お花の仕事をしている人がいます。フラワーアトリエ エボニー&アイボリーの鈴木さんです。困ったときは必ず助けてくれる宇宙人みたいな人です。
 この間会ったとき、ご自身のお仕事について「…まあ商売だからね、でも花をいとおしいと思う気持ちは必ず持っているよ」とぽつり。

 だから鈴木さんの作品は、作品と言うより、鈴木さんの手によって「新しい自然が広がった」ようなものになるんだなあ、と思いました。「花は摘まれた時点で一度死んでいる。その花に再び新しい存在の意味を与えることができたら…」そんな風にも話していました。

 神様は人をご自身に似せてお造りになったと聖書は言いますが、それは姿形を言うのではなく、「創造する力を持つもの」として、ということなのだと思います。アーティストってそういう仕事ができる人のことかなって思います。進化創造し続ける宇宙の最先端に人の手があって、その手によってさらなる宇宙が創造されてゆく。その根底にあるエネルギーは、我欲や物欲ではなく、野に咲く花を「いとおしい」と受け止める想いでありたいと、鈴木さんの作品を見ていつも思います。

 
 

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by akikomoriya | 2011-09-29 00:13 | おしゃべり

日待祭

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                       静岡浅間神社 大歳御祖神社 日待祭灯籠


 お日待祭の灯籠を今年も描かせていただきました。今年は桜を描く機会が多かったので、お礼の気持ちを込めて山桜にしました。神殿の正面に飾っていただき光栄です。しかも…よく見ると、昨年奉納した作品も展示されておりました。大歳御祖神社の神様は古くよりこの地にあった「安倍の市」の守護神です。その「安倍の市」を歌った万葉歌があり、作品にしたものです。


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 「焼津辺にわが行きしかば 駿河なる安倍の市道に逢ひし児らはも    春日蔵首老」 

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by akikomoriya | 2011-09-24 14:53 | 日本画

鹿島の郷

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                             朝日に匂ふ山桜花   126×3018cm

 浜松市西鹿島の老人ホーム「鹿島の郷」に納品した作品です。

 
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by akikomoriya | 2011-09-20 20:14 | 日本画

羽鳥の森 納品  つづき

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                                                                                                      木枯の森 F20   書 小林椿園 

 「羽鳥の森」にはもう一点、書家の小林椿園先生との合作「木枯の森」を納品させていただきました。藁科川の中州にある、静岡県の指定名勝「木枯しの森」です。清少納言の枕草子にも登場し、古来より歌枕として多くの歌が残されています。このあたりの風景は、市の中心部より車でたった15分程とは思えぬほど、のどかで美しい風情が残っています。「銀の匙」の筆者である「中勘助」が、羽鳥をこよなく愛し、長く滞在されたことは有名です。

 小林先生に書いていただいた和歌は、新後選和歌集・読み人知らず「「人知れずおもい駿河の国にこそ身を木枯の森はありけれ」です。

 先生の華麗で力強い作風は、見るものを飽きさせない魅力があります。先生ご自身の生き方も、お作品も、女性でありながらとってもカッコイイのです。今回は、森のまあるい形に合わせて、丸みのある配置で書いてくださいました。また、絶妙な滲みで切ない恋の歌を表現してくださっています。

 書画は古来よりいつもともにあるものでしたが、現代はなかなか一緒に楽しめる機会が少なくなりました。これからも、こうした古くて新しい表現を、模索してゆきたいと思っています。

 

 

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by akikomoriya | 2011-09-19 09:23 | 日本画

羽鳥の森 納品

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                           やまと心を人とへば   126cm×3018cm        



 10月にオープンが予定されています、静岡市葵区羽鳥の老人ホーム「羽鳥の森」に、昨日、日本画作品を無事に納品してまいりました。ご依頼の方のご意向で「富士と桜」をモチーフに、明るく輝かしい富士と山桜を描かせていただきました。
 実はこの作品は、今年の4月にオープンした浜松市「鹿島の郷」に納めた山桜の絵と双子の作品になります。 羽鳥、鹿島、両方の作品のタイトルを並べて冒頭に「敷島の」をつけると…本居宣長の和歌「敷島の大和心を人問へば朝日に匂ふ山桜花」になります。
 花見というと、染井吉野やしだれ桜の「夜桜見物」が風流なのかもしれませんが、朝日に輝く山桜の方が私は好きです。
 
 羽鳥・鹿島ともに、ご入居される皆さまが、人生の最後のひとときを、明るく輝かしく喜びに満ちてお過ごしになられますよう、心からお祈り申し上げます。

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by akikomoriya | 2011-09-18 22:09 | 日本画

平成23年度SBS学苑祭


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                                         福桜  F10号    

SBS学苑「楽しく描こう日本画講座」を受講されている皆さんの作品が、SBS学苑祭に出品されます。
   会期  前期:平成23年9月16日(金)~18(日)
   時間  9時30分~16時30分(最終日は12時まで)
   会場  静岡市民文化会館 4階C展示室

 前期・中期・後期あわせて80近い講座作品が一挙に展示されますので、なかなか見応えがあります。
 日本画というのは、昔ながらのスローな技法と画材で成り立っておりますので、慣れるまでにも大変時間がかかりますし、制作過程も気の長い人でないと続かないものなのですが、講座の皆さんは大変研究熱心かつ大らかな方ばかりで…驚くほど上達されます。講座の皆さんの挑戦的で斬新な感覚に日々刺激を受けながら、本当に楽しく毎回の講座を行っております。
 講師である私も出品しております。山桜にしてはかなり派手目に仕上げしました。いつもと違う技法を色々実験したので、近くで見ると試行錯誤の跡が残っていてちょっと恥ずかしいです…。

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by akikomoriya | 2011-09-16 18:12 | 日本画

風日祈の歌

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風日祈の歌 部分

 タイトルの「風日祈」という言葉は、伊勢神宮にある「風日祈宮」(かざひのみのみや)から拝借いたしました。伊勢神宮内にはいくつかのお宮がありますが、鳥居をくぐって参道を進み、「風日祈橋」を渡った五十鈴川のほとりに、この「風日祈宮」はあります。私はこのお宮が大好きなんです。

 「日祈…ひのみ」とは本来「日々の祈り」の意味で、暴風雨や旱天の難の無きよう、また国土によき風とよき雨がもたらせられるよう、日々お祈りするお宮なのです。加えて元寇の襲来に際しては、神風を吹かし国難を払った御神業が讃えられております。

 よく「追い風が吹く」とか「風に乗る」という表現がありますが物事の成就に関わるのは、本人の能力や努力以上に、「逆風にむかっている」のか「追い風に乗っている」のか、の違いが大きいと思います。たぶん「運のいい人」というのはこの「風に乗る」ことが上手い人をいうのでしょう。

 私は絵を描くときはいつも、自分なりに心を静め、そのときの自分に一番ぴったりの、明るく清々しい言葉を唱えながら絵を描いています。何があってもなくても、そうやって日々淡々と祈り続ける祈りは、どこかの宇宙のポケットにちゃんと蓄積されていて、ここぞという困難の折…自制心も効かなくなるほど辛く悲しいとき時に、まさに神風のように現れて、それらの邪念を吹き払ってくれるのです。どんな困難の時も、心に邪念が無ければ、物事は必ずよい方向に向かいます。そして台風の過ぎ去った後の晴天のような晴れやかな心持ちが、必ず戻ってくるのです。

 宇宙には風が吹いている、といつも思います。日々その風に乗ることで、人はよきこと、幸せ、喜び…等をこの世に顕現してゆくことができるのだと思います。

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by akikomoriya | 2011-09-14 10:42 | 日本画

扇面遊び

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愛春惜秋扇面屏風  84cm×180cm


2010年3月15日~21日 あかね画廊にて(東京都中央区銀座)

あかね画廊の個展風景です。実家の納屋に眠っていた屏風に扇面を散らしてみました。
お雛様は、40数年前に姉の初節句のために母が買ってくれたもの。さらにその手前にある雛具は母が子供の頃、母の実家で飾っていたもの。どちらも今でも大切にしています。

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by akikomoriya | 2011-09-12 15:51 | 日本画

日本画ギャラリーはじめました♪

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今夜は中秋の名月です。なんだかとってもおめでたい気分でこのブログをはじめています。秋なのに桜でちょっと変ですが、今年は本当にたくさんの桜を描きましたので、初ブログは桜…それも大好きな山桜にしました。
このブログを通して、自分を冷静に見つめたり、新しい発見をしたり、また多くの人々と幸せな交流ができたらよいと思います。
自分の心の中の天窓から見える、輝かしく素敵で力強い風景を、この三次元世界に表現してゆくことが、目下の制作目標です.
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by akikomoriya | 2011-09-12 14:52 | 日本画