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如月の空 ②

日に日に日差しが眩しくなります。
如月は「さらに着重ねる」から「着さら着」で「きさらぎ」と聞いたことがありますが、今日は逆にいつもより薄着で散歩に出かけました。

寒さに縮まっていた春の草花たちが、少しずつ花びらを広げています。

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はこべ♪

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踊り子草♪

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ちょっとピンぼけですが、テントウムシが…

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米桜も順調に春を迎える準備♪

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こちらは小手毬♪
寒いけど、みんな少しずつ春の準備…♪

来月の24日から椿の里で「西行と桜」と題した小さな屏風展があります。
私も、皆様に春の喜びをお伝えできるよう、そろそろ本腰で準備をしなくては…♪
「如月」もあと2日でおしまい。3月にはいると風も空気も植物もみるみる変化し始めます。また新しい1年が始まります♪♪♪
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by akikomoriya | 2012-02-27 17:13 | おしゃべり

梅咲き始めました♪

昨日今日と静かな雨が降っています。昨日は誕生日で家族や親しい人から「おめでとう!」って祝っていただき、幸せでした。

ただ前の晩、階段の掃除機を掛けていたら足が滑って右腿を打ち、ひどく腫れ、誕生日の朝はポットの蓋がはずれて熱湯が飛び出し左手全体が火傷…今年の冬はクリームと化粧水で丹念にお手入れしていた手だったので、があ~ん…しかしこれで難を逃れて今年もいいことあるかな~と思い気を取り直しました。

そのあと、子供を西ヶ谷競技場に送りながら美和トンネルを通って雨の中、羽鳥の洞慶院へお墓参り♪

お墓参りとっても好きなのです♪

羽鳥の洞慶院という場所もとっても好き♪ なんか静かで落ち着く…梅の名所でもありますが、古木が多く、しみじみ味わい深い。梅花観音という仏様も祀っています。いつか洞慶院の梅をじっくり描いてみたいです。咲き具合はまだちらほら…でしたが、お墓参りしてご先祖様とお話できて、気分も落ち着きました。


ところで、いつもお世話になっている書家の椿園先生もお墓参り好きで、こちらはかなり筋金入り…お線香の付け方からしてなんか気迫があるのです!椿園先生はとても強運な人なのですが、ご先祖様に守られている!っていう臭いがする人です。強運の人には共通点があって、ご先祖様や守護霊様のご加護を当然のように信じていることです。もうそういう人に何人も会いました。「そうなんだろうなぁ~」と漠然と信じているのではなく、目の前にリンゴがあるのと同じくらい、ご加護を確信し、実感している、と言う人です。いつも守られている…そう確信して生きていけることは本当に強味です。


帰りに建穂神社にお参りし、西ヶ谷に戻り帰宅しました。

自宅の庭でも梅が咲き始め、何とも幸せ…

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梅の花には色々な想いがあります…しみじみ春だなと思います。我が家は父も母も梅が好き♪ 父は梅の木があると必ず木の前に立ち、ニカ~ッと笑って「撮って~」と言うのです。子供みたいです。


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by akikomoriya | 2012-02-26 09:46 | おしゃべり

星月夜

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静岡市内の公立高校で美術の非常勤をしているのですが、今年度の授業も残すところあと二日となりました。一年はあっという間です。一年の締めくくりに、ゴッホの星月夜を鑑賞してもらいました。

生前まともに売れた絵はほとんどなかったにもかかわらず、自分が天才であると言うことは信じて疑わなかったゴッホ。孤独と希望、死の予兆と永遠の煌めき…相対するものが封じ込められている「星月夜」です。

だからこそ、どんな立場のどんな人の心にも訴えるものがあるのでしょう。生徒達はそれぞれ思いのままにこの作品を鑑賞してくれて充実したレポートが集まりました。解釈の定まらない難しい作品ですが、それぞれが絵の世界に入り込んで掴んできたものは、どれも真実と言うことが出来ます。

以前こんな話を聞いたことがあります。
「名画と言われるものをなるべく多く見なさい。名画といわれる作品は、その絵の前に立ったとき、肉体などバラバラになってしまうほどの強いエネルギーが発せられていて、未来永劫地上を浄めているのだ」

よく「気」を感じる人がいますが、おそらく名画からはそういった「気」とか「パワー」「エネルギー」みたいなものが尽きることなく溢れ出ているのでしょう。

残念ながら日本ではほとんどの美術館が赤字です。絵に興味のある人、絵を見る目が養われている人がいかに少ないか、と言うことでしょう。芸術文化の価値を知らない民族というものほど危ういものはありません。

美しい風景を見に行くように、構えることなく、美術館に足を運ぶ生活って素敵です♪

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by akikomoriya | 2012-02-24 21:33 | おしゃべり

自己紹介♪




森谷明子 (もりやあきこ)
ホームページもぜひご覧下さい
http://akikomoriya.jimdo.com/
1969年静岡県磐田市生まれ 静岡市在住 日本画家(無所属)
筑波大学卒 同大学院芸術研究科美術専攻 日本画分野修了
在学中に富岳ビエンナーレ準大賞受賞、春季創画展入選
以降無所属にて屏風の制作発表をしている
銀座あかね画廊では20年にわたり展示発表を行う

★寺社奉納絵画
2006年 大徳寺聚光院伊東別院に墨筆による「千利休座像」軸を奉納
2010年 来迎院英長寺に「蓮」2点を奉納
2012年 月光山鳳林寺に4曲1隻屏風奉納
2015年 静岡浅間神社に4曲1双屏風「神富士と山桜」奉納

★作品収蔵
来迎院英長寺「龍の風」4曲2双屏風
静岡学園高校「cosmos」
介護老人保健施設鹿島の郷 玄関ホール「朝日に匂ふ山桜花」
特別養護老人ホーム羽鳥の森 玄関ホール「やまと心を人とへば」   
瀧仙寺天井絵 (筑波大学大学院日本画教室の天井絵制作)  等
磐田聖母教会 附属幼稚園 磐田マリア幼稚園 「ほほえみの天使」

★SBS学苑日本画講座講師

★出版物
・絵本「おかあさんはね」(ポプラ社)
・絵本「あたたかい木」(佼成出版社)
・絵本「メロディ」(ヤマハミュージックメディア)
・絵本「あの日~おおつち保育園3・11」(静岡ボランティア協会)
・絵本「サクラの本」(農文協)



渦巻きをテーマにした半抽象的な作品を描いています。屏風という表現形式が気に入っていて、大学院修了と同時に無所属で描き続けることを決意し、以後東京・静岡を中心に制作発表を続けています。     



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by akikomoriya | 2012-02-21 09:06 | 自己紹介

つらつら椿 ④

今日は少し温かな一日でした。父と一緒に犬の散歩をしつつまたまた椿の里へ♪
来月に椿の里で予定している「西行と桜~書画の楽しみ屏風展」の案内はがきが出来たので取りに行ってきました。

今日はお汁粉と田楽を頂き、いつもながらおいし~♪♪♪
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新しく立派な門が出来、中にはいると「田の神」が笑顔でお出迎え♪なんと、手におしゃもじと茶碗を持っているのです!びっくり!

ところで、今椿の里のショップで、SBSのお生徒さんが制作した「万葉かるた」を3月末までの限定で販売しています。万葉ファンにはたまらないレアものです。制作には20年の歳月を掛け、解説書のために、独学で万葉集も学ばれたとのこと。椿の里にお寄りの際は是非ご覧ください。
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SBSで絵を教えていると、芸術の世界、特に絵の世界は、プロとか素人とかの区別はないな~と思います。絵はやっぱりハートで描くもの。心と情熱が必要な技術を引き出していくだけです。
熟練した巨匠でも、、有名になったことに甘んじて、ふと気の抜けたつまんない作品を世に出してしまうことがあります。そういう作品を見ると寂しく思います。逆に、素人の様な人が、深く、清らかな作品を描くことも多々あります。実際私の生徒はそういう方ばかり!とても幸せです。
このかるたも、20年という歳月の様々な思いと、慎ましい姿勢がひしひし伝わる本当に素晴らしい作品です。
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帰る道々、お花が綺麗♪
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水仙の香りはお上品です♪

明日もよい日でありますように♪

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by akikomoriya | 2012-02-20 22:41 | おしゃべり

メロディ♪

以前からお知らせしていたヤマハから出される絵本がついに完成しました♪三年がかり苦心の作です。絵本作りはなかなか大変ですが、出来上がった喜びもひとしおです。日本画のお仕事がなかなか多く、当分の間は絵本制作からは離れそうなので、この作品は自分の中でもひとつの区切りになりました。今月末か来月頭くらいからヤマハ楽器店で入手できると思うのですが、なるべく一般の書店でも並ぶように今お願いしています♪

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絵本の中で成長してゆく女の子は、それぞれモデルが必要だったのですが、私の親しい友人に、静岡市の杉尾に住んでいる7人兄弟姉妹をもつお母さんがいるのですが、そのファミリーにモデルになっていただきました。すみやSBS通り店にもご協力いただき、ピアノに座ったり、もたれかかったり、のぞき込んだり…の各場面をお子さん達にポーズを取っていただき、長時間にわたりファミリーでお付き合いいただき、本当に有りがたく感じました。
また解体作業や作業員の様子は掛川工場の再生工房に見学させていただき、本当に丁寧にご説明いただき、改めてピアノに対する想いが深まった一日でした。
たくさんの方達の暖かなご好意によってやっと出来上がった自信作です!
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この「メロディ」という作品を手にする子供達が、ますます心清らかに、愛深く、慎ましく成長してゆくように、そして人の喜びを自分のことのように喜び、人の悲しみもまた、自分の事のように思える温い人間であるように、…そんなあたたかな風がページをめくる度に、子供達に吹くよう、心から願い、この絵本の出版を祝いたいと思います。

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by akikomoriya | 2012-02-18 15:02 | おしゃべり

つらつら椿 ③

今日も穏やかな晴天でした。午前中「椿の里」の朝市に行き、朝取りの野菜や安くて美味しいケーキを買ってご機嫌で過ごしました。

今年の椿は開花が遅れているようですが、寒さに耐えて咲く様はこれもまた趣深いものがあります★
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ところで、「椿の里」を気に入っている理由は、花やお食事もさることながら、園内の石碑がと~っても素敵なんです♪

入り口付近に道祖神がありました。これはわりと新しそうですね~♪
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奥の方にはかなり古そうな道祖神が…道祖神、だ~いすきなのです★
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そして万葉歌碑
「巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲ばな 巨勢の春野を」
がありました♪
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なんだか画像が横になってますね~直し方が分からないです~ご覧になる方はお顔を横に向けてご覧くださいませ~♪♪♪

椿は神社で使われている「榊」と同類で、古くより邪気払いの力があると信じられてきました。万葉歌の「つらつら椿」は、前回のものと今日のものと二首ありますが、いずれも持統天皇が紀の国に御幸されたときに、お供のものが歌ったものらしいです。夢占いをする霊的な女帝であった持統天皇はきっと椿が好きだったのだと思います。

いにしえの つらつら椿 つらつらに 見つつ偲ばや 飛鳥三輪山~ ♪♪♪ 

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by akikomoriya | 2012-02-12 21:17 | おしゃべり

如月の空

今日も風もなく、穏やかな一日でした。

真っ青な空にのむこうに、雪をかぶった山々が…竜爪山も綺麗です♪
寒いけれど日に日にまぶしさを増す如月の空です。
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青い空を見ていると、キラキラ…キラキラ…なにか銀色に光っているものが見えます。銀色の小さなオタマジャクシのようなものが、くるくる動いているのです。空を仰ぐとき、必ず、このキラキラが見えます。気持ちが落ち込んでいるとき、空を見上げると明るい気持ちになります。
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今日はタンポポをたくさん見つけました。日本平周辺はどういう訳か、日本タンポポが多いのです。さらに希少な白花タンポポも見られます。実は自宅でこの白花タンポポを増やしています。タンポポの時期になったらまたブログに載せてみます♪
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自宅に戻ってみると、南の空に綺麗な筋雲が…

空を見ていると色々なことを思います。宇宙から見る地球もこんな風に青いのかな、とか、見えていないけど今日もUFO来てるかな、とか…そして世界中の人々が幸せであるようにと思います。嫌なことがあるときは心の中で「払いたまえ、浄めたまえ」と思います。そうすると空から風が吹いてきて、心がすっきりします。頭の上には空しか無く、自分と宇宙を隔てるものは何ひとつないと思うと、今立っているここもまた宇宙だと思えます。

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ではでは明日もよい日でありますように…♪

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by akikomoriya | 2012-02-11 21:19 | おしゃべり

つらつら椿 ②

私立高校の入試も終わり、ほっと一息♪ あとは公立高校入試まで、もうひとがんばりです。
昨日は本当に寒くて!朝、犬の散歩をしていると、手先がチリチリ痛くなってきましたが、今朝は昨日ほどではなく、カメラを持ってぶらぶらしてきました。
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今日も富士山が綺麗です♪

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霜柱がキラキラ~☆☆☆

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朝日を受ける、つらつら椿~♪

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田んぼも凍ってますね~♪

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凍った田んぼにも、何か食べるものがあるんでしょうか…カラスが一羽。

日本平の茶畑を登り、平沢観音に抜ける道は、私のお気に入りです♪しかし、羽鳥で育った父曰く「こういう風景は昔から嫌ってほど見てるからね~ど~ってことないね~。」…確かに羽鳥は田んぼばっかでしたね…でもこういう風景私にとっては宝物。毎日奈良には行けないので、日本平周辺をぐるぐるして、三輪山山麓を懐かしんでいます。
ところで、ここ平沢観音は、元明天皇が行基に建てさせたという由緒あるお寺で、安部七観音のひとつが安置されています。

川の上(うへ)の つらつら椿 つらつらに
見れども飽かず 巨勢(こせ)の春野は

   春日蔵首老(かすがのくらびとおゆ) 万葉集 巻第1-56

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by akikomoriya | 2012-02-10 10:42 | おしゃべり

つらつら椿

早くも明日は立春。今日は豆まきですね。

我が家の子供が「なんか今日はちがうねぇ。寒いけど、冬の頃と違うねぇ。丸子で梅を見ている日のようだ。」と言って帰ってきました。親ばかですが、丁寧に育ててきた甲斐あり、立春の陽気の変化をちゃんと感じ取ってくれていました。

風は冷たいけど日差しは日に日に眩しくなります。秋は風から、春は光から…ですね。あちらこちらで大雪が報じられ、寒さもこれからさらに強まるかとは思いますが、日の光は着実に春です。

日に日に明るくなり、春が近づいているのに、何故かこの季節、切ないようなちょっと寂しいような気持ちになります。12月の終わりは新しい年を迎える喜びでいっぱいなのに、春は別れの季節だったり、新しい出発の時期でもあるからか…この季節、なんとなしんみりしみじみ、静かに山野を歩くのが好きです。歩きながらこの一年を振り返ったり、心を静めてこれから始まる日々をイメージしたり、春は私にとってそんな季節です。

春先の山野をぶらぶら歩いていると、必ず椿に出会います。冬枯れの木立の中に赤い椿を見つけると、何とも言えず懐かしい気持ちになります。以前、三輪山山麓の「山辺の道」を歩いていたときも、冬枯れの道々、赤い椿が咲いていました。奈良には椿がよく似合います。万葉集にも椿の歌がたくさんあります。

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   紫は
     灰さすものぞ 
        海柘榴市の

    八十の衢(やそのちまた)に
   逢へる子や誰

        万葉集十二巻 3101 作者不詳


椿の灰は紫を染めるときには欠かせないもので、三輪山の麓では椿の市がありました。「海柘榴市」と書いて「つばいち」という地名が今でもあります。「つばいち」は市でもありまた、男女が歌垣を行う恋の舞台でもありました。海柘榴市で出会った、名前も名乗らず去っていったあの子はいったいだあれ?という歌です。


SBSのお生徒で、万葉集のかるたを作っている方がいらっしゃいます。万葉集から秀歌を100首選び、ご自身で絵も付け、解説書も書かれたという素晴らしい方!100首セットで5250円。詳しくは櫻田出版へどうぞ♪
http://sakurada.sub.jp/

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by akikomoriya | 2012-02-03 18:30