<   2013年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧

あれよあれよと

あれよあれよという間に
花が咲き始め
はやくも桜が咲き
桜が散り
明日からはもう四月です。

大好きなイヌノフグリがあちこちで見られます♪
この青が好き♪
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カラスノエンドウ♪
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ホトケノザ♪
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春は楽しい♪

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by akikomoriya | 2013-03-31 20:42 | おしゃべり

花の散る ②

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昨日は紀友則の
「ひさかたの ひかりのどけし 春の日に
しづこころなく 花の散るらむ」

を少しだけ話題にしましたが
この「しづこころ」というのは
まあ普通一般的には
「のどかな春の日に 静かな心もなく慌ただしく花が散るものよ」
なのですが
全く違った解釈を聞いたことがあります。

しづを「静」ではなく「賤」と解釈し
「賤しい心もなく花が散るものだよ」とします。

なるほど~これもまた素敵♪

花は人間と違って
無心に咲き
無心に散る。
自分で自分を美しいと思う
おごる心がないからこそ美しく
人に見せよう認められようという作為がないからこそ
また散る姿も美しいのでしょう♪

日本人にとって最も醜いもの、賤しいものとは
「作為」であります。
時として「自我」ともいいます。
人に認められようとする虚栄心です。
それを「賤心」とし

散りゆく花にはそういった作為が無く
ただ無心に散ってゆく
その賤心のない姿を
「しづ心なく花の散るらむ」とする…

なかなか素晴らしい解釈…

私の尊敬する語り部の
佐々倉祐子先生のご講義で伺ったお話でした。

マリアちゃんはこの桜ふぶき
どう思うの?
どうよ?
あかんべじゃなくて!
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by akikomoriya | 2013-03-29 18:45 | おしゃべり

花の散る

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あっという間に桜が散ってゆきます。
今日は雨のようにさらさらと散る山桜を見かけました。

しづこころなく 花の散るらむ
ってのはこういう風景を言うのかな~と思いました。

駿府城周辺の桜も見事でした♪
日頃染井吉野はクローン桜だとか言って馬鹿にしてますが
いざ咲き揃うとさすがにあっぱれですね~★

いつだったか…もう10年以上前のことです。
三月の休みに奈良へ行って春日大社の近くのお宿に泊まり
早くに目の覚めた私と息子は
そっと宿を抜け出し
早朝の春日大社の参道をお散歩したことがありました。

前にも後ろにも人はなく
二人が砂利を踏みしめる音だけが辺りに響いておりました。

そのとき
ほつ ほつ ほつ…と不思議な音がしまして
二人でなんだろうと辺りを見渡すと…
それは花の散る音でした。

見たことのない桃色の小花が
ほつ ほつ ほつ…とわずかな音を立てて
砂利の参道に落ちるその様を
二人でしばし眺め…
なんともかとも幸せな朝でした。

宿に帰ると娘はすでに目を覚ましていて
お宿のお窓から鹿にチョコレートをあげておりました。
鹿にチョコなんてあげたらダメよと言うと
お兄ちゃんとお母さんはどこに行ってたのと睨みながら
チョコレートをあげていました。

その日娘は
はしゃいで駆けだしたひょうしに
鹿が屯する東大寺境内の土の上で転び
赤い上着が泥だらけになりました。
娘は
これは土じゃなくて乾燥した糞の粉だと言って泣きました。
あたりにはあたらしい糞も古い糞もぽろぽろ落ちていて
たしかに糞はやがて土になって行くようでした。

目の前で鹿が
ぽろ ぽろ ぽろ…と糞を落としておりました。

娘の泣いてるようすがまた可愛らしく
これまたしみじみ幸せを感じました。

奈良というと春を想い
春というと奈良を思い出します。
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by akikomoriya | 2013-03-28 20:07

大島系山桜★

茶畑のはずれに一本だけ山桜がありまして
桜越しに静岡の街が見渡せます。
手入れもされていない
ただの若木でございますが
勝手に気に入っております。
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山桜が好きですが
日本平には何故か「大島系山桜」が多くて
はじめは「へ~」と思っておりましたが
段々好きになり
今ではすっかりお気に入りでございます。

赤い葉にピンクの花びらの山桜と違って
黄緑の葉に真っ白な花びら

葉の形もふんわり大きい
なんとなく清楚でかつ大らかな感じの桜です。

五年前の春も
この木の花をスケッチしておりました。
祖母の頭の血管が切れ
意識がなくなったと聞いたのはその時でした。

今年も桜が咲いたよおばあちゃん♪

今日は風も冷たく
花も葉も縮まっていました。
暖かくなって一気に咲きはじめたのに
寒くなってまた縮み…
なかなかふんわり開花できないね♪
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明日も会いに来るよ♪

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by akikomoriya | 2013-03-25 23:05 | おしゃべり

言霊と日本文化 ③

用があって浅間神社方面に行きまして
ご参拝&おみくじを引きました。

めでたく「大吉」♪

「ひそみいし 淵の龍らも時を得て
雲井に昇る かげのめでたさ」

しみじみ有り難いお言葉でございます。

先日のブログで
本来和歌は、神様からのメッセージ(ご神託)を伝えるものであったり
逆に神様にお願い申し上げるためのものであったと書きましたが
その名残の一番良い例が
この「おみくじ」だと思います。

和歌の付いてない口語だけのおみくじもありますが
やはり何と言ってもこの和歌のお言葉が
有り難く思われます。

同じ日本語でも
ダラダラと長い話し言葉よりも
詩の方が
詩よりも和歌の方が
存在の強さが違います。
つまり
和歌は言霊を最も発動しやすい形態であると考えられます。

しみじみ日本語とは不思議な言語でございます。

ところで
浅間神社の神様は「コノハナサクヤヒメ」様でございます。
桜の神様であります。
境内にはあまり知られていませんが
本殿裏に枝垂れ桜があります。
小さいながらもなかなか素敵な木です。
遠くから写メでパチ♪
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お堀の周りの染井吉野はあっぱれなものでした。
日本平も明日頃が満開でしょうか。
所々早くも桜ふぶき…
私のお気に入りの山桜はあと少しです。
明日は桜を求めてふらつこうと思います。
今年も素敵な桜との出会いがあるといいな♪

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by akikomoriya | 2013-03-24 23:09 | おしゃべり

桃始笑

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「桃始めて笑う」は七十二節気の中で3月10日~14日頃を言いますが
我が家の庭で今年始めて桃が咲いたのは
春分の翌日のことでした♪
源平しだれ花桃♪
大好きな花です♪
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蕾が鞠みたい~

男の子が生まれたら庭に山桃を
女の子が生まれたら桃を
というので
我が家には東にしだれ桃を、西に山桃が植えてあります♪

桃は古代より神聖な木…
奈良の巻向遺跡からは2000個という桃の実が出たそうで
竹で編んだかごに乗せてあったらいです。
卑弥呼の都とか言われてますが
祭祀に使われていた建物らしいですね。
桃の実を使った祭祀ってどんなだったんでしょう。
食べながら祝詞あげるのかな~?
食っちゃ~種吐いちゃ~祈っちゃ~
ですかね~

と不謹慎なことを言いつつも…
桃の花が娘を守ってくれますように~♪
と桃に祈っております♪

尾てい骨骨折より
すっかりバランスが悪くなり
まともに走ることもできない陸上部員です。
整体を点々とまわった甲斐あり
良い先生にも出会い
やっと快方に向かうものの…
あと4ヶ月で引退です…

それでも今日は新しいスパイクを買い
昨日はスポーツを得意とする整体の先生に初診をお願いし
色々アドバイスをもらいました。

7月の引退まで
せめて一回でもいいから
もう一度全力疾走できて
鳥みたいにジャンプできたらいいね!
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by akikomoriya | 2013-03-23 20:43 | おしゃべり

言霊と日本文化 ②

今日はすっかり滞っておりました「言霊と日本文化」についての続きを
つらつらとお話しさせていただきたいと思います。
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絵描きが言葉について語りますと
畑違いと申しますか専門外な事をしているように思われてしまいますが
前回も言いましたように
日本文化の根っこは「和歌の心」でありさらにその根っこは「言霊信仰」にありますので
日本文化に関わるものは必ず通る道でなのでございます。

日本の文化を他国のものと比べ「我が国にはこんなに素晴らしいものがあるんです!」
と最初に言ったのは
おそらく柿本人麻呂でしょう。
唐の進んだ技術や文化を学ぶために命がけで海を渡るその船出に際し
「我が国には神代の時代から言霊というものがありそれによって幸いをもたらされる国であったのです」
と宣言しています。
つまりどんなに進んだ文明文化が他国にあろうとも
我が国には他国にはない「言霊」がある、ということなのでしょうね。
ご興味のある方は万葉集巻十三 3253をご覧下さい♪

言霊とは良くも悪くも自らの発した言葉が実現し成就してしまうという
言葉の力を言います。
本来和歌のもつ役割とはこの言霊の発動にあったと言われます。
額田王や人麻呂など、整った美しくも力強い言葉を自在に使うことの出来る人が
歌詠みとして尊ばれ
彼らは単に国家の権力の誇示のために歌を歌っていたのではなく
そうでありたまえという祈願を込めて歌を歌っておりました。

歌には物事を現実に呼び寄せる力があると信じられ
そういう歌を歌える人は則ち
神に仕える人でもありました。

良きにつけ悪しきにつけ実現してしまうわけですから
「言霊」がただの迷信ではなく真実存在するパワーであるのなら
それは本当に慎重に使わなければいけないものなのです。
例えば火や金属器と同じように
使い方によっては人々の幸せも招くけれど
使い方が悪ければ争いや滅亡の元となるのが道具です。
言葉は偉大なるパワーを持った人間にだけ与えられた神聖なる道具であったのです。

言葉に対して畏れを感じ
一音一音丁寧に発する、という文化を持っている民族を
私は日本以外に知りません。
さらにはその神聖なる道具を
むやみやたらには使わないお国柄であるということを人麻呂は
「神ながら 言挙げせぬ国」と表現しております。

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むやみに言葉を使うことを慎む。
本当に大切なことだと思います。
感謝と畏敬と慎みとは日本文化の奥義なのでございます♪
マリアちゃんもそう思うでしょ?
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…眠いのね…おやすみマリアちゃん♪

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by akikomoriya | 2013-03-15 22:59 | おしゃべり

楽しく描こう日本画講座 ④

今日で10人のお生徒さん達のご紹介は終わりとなります。
最後のお二人は長~く日本画を描いておられる方です。
まずはKさま。
大変達者な方でございます。
ランダムに貼られた金箔が古びた感じを醸し出しております。
配色もどんぴしゃりでございます。目の覚めるようなブルーの敷物と
ニンニクの白、唐芥子の赤がワインボトルを引き立てております。
続いてざくろ。
黒バックが似合います。
微妙な影の付け具合いがほどよい感じです。
こういうタイプの絵はあまりリアルだといやらしくなってしまいます。
大胆さと緻密さのほど良さのバランスが絶妙なKさま
この調子でこの先も長~くお描きになって下さいませ!

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お次のSさま。
Sさまも大変なキャリアの方でございます。
多分私がまだ生まれて間もない頃に
すでに日本画を描かれておられたのではないでしょうか…
お年が分かってしまいますのでこれ以上は…
しかしながら
長年日本画に関わってこられただけおありで
ご自身が描きたいイメージがはっきりされていらっしゃるのがSさまです。
イメージに向かって何度も何度も描いては消し描いては消し…を繰り返し
味わいのあるお作になります。
日本画は洗ったり、こすり落としたり、と言ったことが出来る素材です。
大胆に挑戦されますと大胆な効果が出るものです。
外国の風景から仏画まで何にでも挑戦されるSさま♪
Sさまこの先もさらに長~くお描きになって下さいね!

これで10人のお生徒さんのご紹介はおしましです。
皆さま私よりお年が上でいらっしゃるのに
「先生、先生」と呼んでくださりいつも有り難く感じております。
この先も皆さまのパワーに負けないように
私も精進して参りますので
どうぞご一緒に日本画の世界を楽しんで参りましょう♪♪♪

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by akikomoriya | 2013-03-09 21:22 | おしゃべり

啓蟄

今頃の季節を二十四節気で「啓蟄」といいます。
虫がはい出てくる頃でございます。

…そしてなんと
自宅の母の部屋から
本当に虫がはい出てきたんです~

秋に死んでるはずのバッタ様でございます!
どこで冬ごもりしていたのでしょう…
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かなりおおきい~♪
でもなんだか縁起良いです~♪

さてさて
椿の里でやっております
SBS学苑 楽しく描こう日本画教室の作品展のご紹介の続きでございます。
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今日は登山がご趣味のY・Mさま♪
毎日丸子側周辺をウォーキングしておられます。
やたらお花にも詳しいY.Mさまでございます。
お花の前で眠っているのは亡くなられた愛猫の「まゆこさん」です。
コスモスがとても自然に描けております。
自分が大切に思っているものいつも愛情を持って見ているものを絵にするのが
何と言っても一番でございます。
大好きな物だけを描き続けておりますと
技術ではなく心で描くのだと言うことがしみじみと理解できるのであります。
もちろんY・Mさまは技術もしっかりしておりますが。
もうひとつのお作品「野仏」も
静かな夕暮れの気配が伝わってきます。
初夏の夕暮れってかんじでしょうか…絵の中に静かな風が吹いているのが感じられます。
いつも陽気なY.Mですが
お作からは大変繊細な印象がいつも感じられます♪

お次はKさま♪
秋野不矩の模写でございます。
ただ、Kさまのお作品のお写真は、模本となりました秋野不矩の著作権の関係で
ここでご紹介できません。あしからずでございます♪
さて、
日本画技法を体得するには模写が一番良い方法でございます。
そして模写といえどおのず個性が出ます。
Kさま大変筆致に勢いがあります。のびやかな筆致です。
緻密な作業よりも勢いや流れを重視する
水墨的な表現を取り入れながら日本画を描かれるのが
合っているかもしれません。
自然体で個性的な穏やかなKさま
これからがますます楽しみでございます♪

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by akikomoriya | 2013-03-09 01:18 | おしゃべり

楽しく描こう日本画講座 ③

3月2日静岡新聞の朝刊に
椿の里での展示会が記事になって載りました♪静岡新聞の方は是非ご覧になって下さいませ♪

前回の続きでございます♪
日本画講座にいらして1年あまりのDさま♪
あまりにお上手♪
それもそのはず
もともとお若い頃に油絵を相当描かれておられた方です。
意欲的な画面構成です。
ひとつひとつの要素が良い感じに調和して
春らしく可愛らしくしかも重厚感がある!
羽衣の松もかなりの力作でございます。
これまた斬新な構成でございます。
羽衣ホテルのロビーで飾ってくれないかしらね~♪
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お次はOさま♪
山野草の会に所属しておられるOさま♪
独特の色感と配色で
なんとも温かく柔らかな世界を醸し出しておられます♪
個性的ですが嫌味のないしなやかな表現です。
白バラはおうちで育てていらっしゃるもの。
ガラスの反射でこの角度しか撮影できませんでした。
男雛さまごしですいません…
猫ちゃんは毎日一緒に寝ておられるとのこと。
額装もバッチリですね~♪
お幸せな日々が伺えます…
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by akikomoriya | 2013-03-04 20:47 | おしゃべり