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水に流す

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最近「夫は犬だと思えばいい」という本を知りまして
なるほど~と納得!
確かに夫の習性と犬の習性は極似であります。

それで
ソフトバンクのCMさながらに
夫の席にマリアちゃんを座らせて喜んでおります。

ところで話題は変わりますが
最近「水に流す」という言葉の大切さをしみじみ思います。
掃除好ききれい好きで知られる日本人ですが
心の中も綺麗でなくてはならないという思いが強く
ある意味、清浄であることに対し潔癖な民族であると思われます。

茅の輪くぐりで知られる、年に二度の「大祓え」とは
「知らず知らずのうちに無意識に積み重ねてしまった罪汚れを祓う」ものです。
キリスト教の場合は懺悔部屋というのがあって
自らの罪を神に告白し赦しを乞うのですが
神道の場合はなんと
自分では確認できない「無意識層」の罪汚れまで浄めるわけですから
さらに上を行くといって良いでしょう。

自然の大いなる浄化作用に身を委ね
自らの罪も
他人の罪にも執着せず「水に流す」

生きていれば汗も流すし糞尿も出す。
罪汚れとはそういった生きてゆくためには仕方ない塵埃、汗、糞尿みたいなもので
互いに責め裁くよりは
マメに掃除し流してしまおうという大らかな考え方であると思います。

同じアジアでも
そういった考え方が出来る民族は少ないと思います。
以前静岡新聞の若い記者さんにそんな話をしましたら
随分興味深そうに聞き入ってくれまして
有り難く感じたのですが
先日もSBSのお生徒さんで同じことを言ってくれた人がいて
やっぱりそう思う人はいるんだなと
あらためて励まされました。

「水に流す」とは
世界に誇る日本思想の究極的な美徳と叡智であると
常々思うのですが…

マリアちゃんはどう思うの?
そうは思わない?
どうよ。

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by akikomoriya | 2013-04-26 23:58 | おしゃべり

駿河山草会♪

先週末に駿河山草会の展示会に行ってまいりました。

散々枯らすくせに、また苗を買ってしまうあさましい私…。
山あじさいとフジバカマを購入。
母はさらにわんさか買っておりました。
わんさか買って、わんさか枯らし、また来年わんさか買うのだから
と二人で笑う。

でも今年こそはどうか枯らさないように頑張ってお世話しよう!

さてさて展示の方は…

展示会場の清々しい気の流れ…
癒されました…
山野草というだけでも優しい空気が流れます。
さらに
心を込め、愛情を持って育ててこられたことが
ひとつひとつのお作品から溢れ出ていて…
会場は何とも言えない清々しい空気に溢れておりました。

お誘い下さったO様ご夫妻のお作品でございます♪
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手前にありますのが珍しい斑入りのヤブレガサ

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可愛らしい~

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斑入りのコダヌキラン よいですわぁ~

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紅葉木 年月を感じます… 
お作品の素晴らしさがなかなかカメラでは表現できず残念!

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中央にあるのがミヤマキンポウゲと風知草 
「風知草」って名前がいいですね~。
台座になっている板も素敵…

奥にある緑の葉っぱは
広島の辺りに生息する絶滅危惧種だそうです。
葉も、茎も光るような緑…

生きている自然と人の手が絶妙にバランスを保ち
新しい形になる…
究極の芸術でございます
羨ましい限りでございます…

草花に対しては最大限の愛情をもって接し
表現に関しては最小限の手数をもって表す

絵を描くときにも心がけてゆきたいと思いました。

ご準備やら当日のお当番やら
0様も本当にお疲れ様でございました♪
また是非お誘い下さいませ!

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by akikomoriya | 2013-04-25 23:21 | おしゃべり

まぁるい

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我が家の庭では今「小手毬」が満開です。
満開になってからかなり長く咲き続けてくれています。

まるくて小さい白い花…
子供のころからこの花が大好きでした♪

私は何かに付けまるいものが好きです。
「まぁ~るい」という表現がすごく好きです。
娘の名前も「まぁ~るい」イメージのある名前を付けました。

幸い性格もまるい子になりました。
しかし、長い間私は娘の人格をあまりきちんと認めていなかったように思います。
今、我が家には愛犬「マリア」がおりますが
マリアが来る前までは娘は我が家で一番小さな存在でした。

今思えば
ほとんどペットのように可愛がっていたので
怒っても可愛い
泣いても可愛いで
みんなでゲラゲラ笑ってやり過ごしてしまいました。
本当はもっとじっくり話を聞いてあげなければならなかったのかもしれません。
兄は今でもそんな調子で妹を扱うので
マリアも妹もほとんど同じだと思っているようです。

知らないうちに私より背が高くなり
すっかりお姉さんになってしまいました。
それでもやっぱり私の中では
小さくてまぁるいイメージなのですが。

まぁ~るい小手毬 何度見ても可愛い~♪
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by akikomoriya | 2013-04-19 00:51 | おしゃべり

山吹の咲く頃

あれよあれよという間に
いろんな花が咲き続けております。
早くも藤が咲き始め
今年の春は何もかもが早い!
いつもは四月中旬から咲き始める山吹も
早くも満開を過ぎてしまいました。

子供の頃に住んでいた羽鳥の家は
屋敷が広かったこともあり
四季折々にいろんな花が咲きました。
小学校2年生の春でした。
何を考えたかませガキの私は庭の花を一輪折って
一輪挿しにさし
「蕾でもいつかはきっと花が咲く」と詠みまして
その俳句を添えて
祖父の文机に置いてみたのでした。
今考えてみると
顔から火が出そうなくらい恥ずかしいことなんですが
子供のころってそういうことも平気でやってしまうのですよね…

帰宅した祖父がそれを見て
随分と驚き
「うちのチビがこんなことをした」
と来る客来る客に見せていたのを覚えています。
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その羽鳥の家には
屋敷の北側にちょっとした池があって
濡れ縁から池の鯉に餌をやるのが習慣でした。
池の畔には八重の山吹が咲いておりました。
子供ながらにいい感じだと思って見ておりました。


自分にとって山吹は美しくも悲しい。

池の畔で春の長雨に打たれながら色褪せてゆく山吹…

桜のように、美しいままに惜しまれながら散るでもなく
椿のように、これもまた美しいままに潔く落ちるでもなく
ただ生きながらえて色褪せてゆくしかない山吹を毎日見ていて
なんとなく寂しく悲しい気持ちだったのを覚えています。

金色に輝いていた山吹は
春の終わり頃
見るも無惨に白々と色褪せ、しおれて終わります。

万葉集を読むようになって
高市皇子が詠んだ、妻である十市皇女の死を悼む山吹の歌を知り
以来すっかり魅了されています。
自分的には万葉集の中で一番寂しい歌だと思っています。

    山吹のたちよそいたる 石清水
       汲みに行かめど 道の知らなく


「山吹」は「お金」の代名詞みたいに言われますけど
この時代は「黄泉の国」つまり死後の世界の象徴でありました。
妻に会うためにその死後の世界を訪ねて行きたいのだけれど
そこへ行くための道が分からない…
そんな歌です。

万葉集には
死を悼む言葉がここぞとばかり繰り返される挽歌もたくさんありますが
この山吹の歌のもつ寂しさは
そういった挽歌よりもむしろ
しみじみと心に染み入るものがあります…

汲みに行かめど 道の知らなく…
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強風にあおられまたまたピンぼけに…
     

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by akikomoriya | 2013-04-11 14:30

風の形


週末の嵐と ここ数日の強風で
桜もすっかり散り果てました。

この春は
アスファルトの上に落ちた桜の花びらが
風に舞ってまるく渦になって飛んでゆくのを
何度か見かけました。

風は見えないけれど
こんな時
花びらが風の形をかたどってくれていることに気付きます。

ところで
百人一首の中で一番好きな歌は
春の嵐の歌です。

花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
   ふりゆくものは 我が身なりけり

        入道前太政大臣 藤原公経


 桜の花びらがまるで 雪のように降っているが
 実は老いさらばえて古(ふ)りゆくのは
 この私自身なのだ

と言う意味の
まあ老人のつぶやきみたいな歌なんですが
その訳を知る前からなぜかこの歌が好きで…
自分の中のイメージは…
 
さらさらと散りゆく吹雪のような桜の花びらの中で
無心になってその花びらを拾い集めて遊んでいる少女が
ふと我に返って振り向くとき
その顔はすでに老婆になっていた…

そんな風景が見えてくるのです。

子供のころから何故か
人の一生はあっという間なのだという思いが強くて
死を前にした老人の気持ちのようなものを
常に抱いているような
妙にませた子供でした。

いつか自分も死ぬんだと思うと
何故かホッとする。
ずっとこの世に生き続けるのではなく
ちゃんと死ねるんだと思うと
この世の不条理も大らかに見られる。
たいていのことは、まぁいいかで許せる気もする。
そんなにガツガツしなくても
いつかはみんな死ぬ。
憎しみや怒りや不安といった
心がカスカスするような感情に振り回されて生きるよりは
一瞬でも長く美しいものを味わって生きたいと思うし
すべきことをどんどんやっていかないと
死はあっという間に訪れる…そんな風にも思う。

亡くなった祖母が90年の歳月を
「この片手の上のあっという間の出来事」と言っていたっけ。

…花さそう 嵐の庭の雪ならで…
この季節一日に何度も何度も
この歌を思い出してしまいます。

我が家の庭では
早くも八重桜が咲き始め
今年は季節が早め早めに巡ります。
赤ちゃんみたいな優しい色にふんわりと咲きました。

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by akikomoriya | 2013-04-09 23:06 | おしゃべり

四つ葉のクローバー♪

マリアのお散歩コースの途中に
四つ葉のクローバーがたくさんある
秘密の場所があります。

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この茂みの中に四つ葉が…
見つけられた人にはきっと幸せが訪れます♪
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今年も県立美術館で
実技講座を行います。
「ジャポニスムふたたび」をテーマに考えております。

6月23日日曜日でございます。
お時間のある方是非お立ち寄り下さいませ♪

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by akikomoriya | 2013-04-08 23:22 | おしゃべり

野の花 ②

春の野山を歩きますと
足下に可愛らしい小花がたくさん咲いております。

昨日に引き続き
似ているお花…
カラスノエンドウと…
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スズメノエンドウでございます。
たいてい一緒になって群生しております。
私としたことが…白い小花がピンぼけでございます。
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カラスノエンドウのおマメは
子供のころのおままごとで
メインディッシュでございました。
食糧難の時は食べられるかもしれません…
どうでしょうか…

マリアちゃんと春の小川でございます。
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川縁にはカワゼリが群生しておりました。
苦くて食べれないと父は言いますが
これも食料難の時は何とかして食べられるかもしれません。
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春の小川は本当にさらさらゆくでございます~♪

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by akikomoriya | 2013-04-04 20:02 | おしゃべり

野の花

春の野を歩くと
いろんなお花に出くわします。
よ~く見ると
似ているけどちょっと違う…

今疑問に思っているのが
ホトケノザと似ている花…
これ何?
葉っぱがにんじんの葉に似ているけど。
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駿河山草会のOさま♪
分かったら教えてくださいませ♪

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あと垣通しに似ている紫の花。
花びらがちょっと欠けてしまっているけど
花の形は垣通しにそっくり
多分こっちが本物の垣通し…
やはり野を歩くときはガイドブックを持参しないとね…
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by akikomoriya | 2013-04-03 23:23 | おしゃべり