<   2015年 09月 ( 12 )   > この月の画像一覧

中秋の名月とスーパームーン♪

e0240147_15351577.jpg


おとといの満月
昨夜のスーパームーン
二夜とも運良く晴れ渡り
心おきなく月光浴ができました♪

ちょうど週末に
今、静岡県立美術館でやっている「富士山展」に行ったのですが
富士山を挟んで日月の図がありました。
右に赤い太陽が
左には銀の月が・・・
 ○ △ ● って感じで
シンメトリーな富士山日月図は美しく面白い。
e0240147_15501533.jpg

そういえば地球から見る月と太陽の見かけの大きさって
一緒なんだったな~とあらためて思う。

中学校の理科の時間に習ったとおりですが
太陽は月の400倍の大きさですが
太陽は月の400倍遠くにあるため
地球から見ると、ちょうど同じ大きさに見えるんです!

だから日月図を描くときは同じ大きさの円を二つ、なのです。

この不思議を
「偶然です」と流してしまうのか
「神さまからの贈り物」と受け止めるのか
それは人それぞれだけれども
ちいさな偶然をひとつひとつ奇跡だと思い受け止めてゆく方が
いつか、周りの誰もが「すごい奇跡!」って思うような
素晴らしい奇跡に出会えるような気がします。

ちなみに
火星には「フォボス」と「ダイモス」っていう二つの月があるのですが
どちらもジャガイモみたいなの。
ほんと、ジャガイモそのもの。
夜空では光るジャガイモに見えるのかな。

日月几帳面にほぼ同じ大きさの円が
昼に夜に昇る地球と
光るジャガイモが二つ昇る火星では
おのず美意識も異なってくると思う。

もし火星人がいるとしたら
きっと地球人よりもっとユニークで
シンメトリーよりは不定型な形態を好む人かも知れない。

昨日はそんな風に思いました。

どちらにしても月は
日中決して凝視できない偉大なる太陽の光を
反射という形で
人間の瞳にも優しく光を投げかけてくれています。

じっと見つめていると
瞳を通して心の中まで光が差し込んでくるような
そして
日頃隠していた様々な感情や思いまで照らし出されてゆくようで
不思議で、静かな晩でした。

お月様・・・ありがとう♪

[PR]
by akikomoriya | 2015-09-29 15:49 | おしゃべり

秋は萩



e0240147_7232364.jpg

今日はお月見ですが、どうやらお曇りさんのようです。それでもお団子とすすきの準備をしなくては・・・と思っているところです。

数日前の夕暮れ、ご近所の白い萩がとても素敵でした。おばあちゃまがいつも丁寧に庭仕事をされております。

ところで萩は「散る」ではなく「こぼれる」といいます。
たわわに揺れる萩の花の房が、吹く風ごとにぽろりぽろりと、涙のようにこぼれます。やっぱり「散る」ではなくて「こぼれる」だな~と見ていて思いました。

日本人に最も愛される花は桜ですが、万葉集で最も多く歌われているのは萩です。次が梅。 萩、梅、桜には共通点があって、散り際が美しいのです。風に吹かれて舞い散る、舞い落ちる、こぼれ落ちる・・・といった風景が見られます。

彼岸花も好きですが、萎れる様は目も当てられない・・・申し訳ないけど・・・白骨化した死骸みたいに見えちゃう・・・桔梗も可愛らしいけど、くしゅっと萎れる様子はやはりあまり優美ではないかも・・・です。

やはり、萩、梅、桜の散る姿は美しい。

万葉の言葉に「花ぢらう」と言う言葉があります。「ちる」に対して「ちらう」は現在進行形、つまり「散り続けていること」。イメージとしてはお祝い事の時の花吹雪と同じです。悲哀ではなく、命の盛んな様を讃えた言葉です。

花が散る、ただそれだけのことに、悲哀や、命の躍動や、色んな事を感じそれを表現しわけるって、なんか素敵だなと思います。

ではでは、お月見の準備を始めます(^^)/
雲の上に美しい満月が照っていることをイメージして!
世界中の人々が、満月の恩恵を受けることができますように・・・

[PR]
by akikomoriya | 2015-09-27 19:21 | おしゃべり

縄文の渦

e0240147_13263332.jpg



昨日は大好きなお友達のルナちゃんが静岡に来ました。
市立美術館の浮世絵展を見に来たのですが
私がモーレツしゃべってしまい時間がすっかり押してしまう・・・
何もかも受け止めてくれルナちゃんの大らかさに甘えてしまいました
ホントに有り難うm(_ _)m

電車まで少し時間があって
駅の近くにある来迎院にも行く。
実は私の描いた屏風を置いてくださっている。
市内にもう一カ所私の屏風を置いてくださっているお寺(草薙の鳳林寺)があり
どちらも無名な私の作品を気に入ってくださりご本堂という畏れ多い場所に設置してくださっています。
本当に有り難く、励みになります。

昨日は話題が次々と流転しながらも
縄文の話題で盛り上がる。
北海道出身で元々ご先祖は秋田青森というルナちゃん♪
今度一緒に三内丸山に行こう~(^_^)v

縄文時代というのは私が最も敬愛する時代!
ただの島国の原住民と思いきや大間違い!
船に乗り遠く南米から北欧まで移動していました!
そして国内からも古代文字に混じってシュメール文字が見つかります。

しかも
縄文遺跡からは戦いの痕跡がまったく見られない!
武器というものをまったく持たない民族だったのです。
私たちの使っている言語も
長い間生活の基軸となっていた日本神話も
縄文由来のもの。
弥生時代に武装集団である渡来人らと上手に調和し維持してくれたお陰で
滅びることなく維持されています。
全世界で原住民が駆逐され文化を剥奪される悲劇の多い中
日本文化の中に息づく縄文の息吹はまさに奇跡なのです(T_T)

その他縄文人の賢明で聡明な選択や生き方についてはとても書ききれません!
縄文人の生き方についてはまた近々、文芸欄に寄稿できたらと思っています♪

学生時代からなが~く渦を描き続けていますが
はじめは星雲の渦に見せられて
そして
花や植物の蔓
煙や雲の流れ
DNAの螺旋や植物の構造に見られるミクロの渦
渦巻く清流の水面など・・・
渦の表現には飽きることがない!
縄文人が渦巻きばっかり作っていた気持ちは
なんとな~く分かります(^^;)

は~縄文パラダイス・・・
時空を移動して行ってみたいでございます・・・

こんな話題で盛り上がれるルナちゃんは
私の貴重なお友達なのであります!
ルナちゃん、美人ね!
お気に入りの写真が一枚増えました(^^)/


[PR]
by akikomoriya | 2015-09-25 14:06 | おしゃべり

いちしの花の いちしろく



e0240147_2072690.jpg
秋晴れの一日となりました。

今日はお花と香花と掃除用具一式もって
お墓参りに!
草取りコケ取り、砂利をならしてお線香を上げる。

お墓参りは気分が落ち着く。
嫌なことがあると
お墓参りをして近くの藁科川をぶらぶらする。
それで帰りに浅間神社によって茶店でおでんを食べて帰るとすっきり!
なんてことない瞬間に
守られているなってよく思う。

今日はあちらもこちらも彼岸花がいっぱい!
まるで「花さき山」の絵本の中のよう・・・

彼岸花を見ると人麻呂の歌を思い出す。
天智天武持統の三代に使えた宮廷歌人。

言霊を発動し
言葉の霊力によって国の行く末を先へ先へと開いてゆくような
力強く雄大な印象があるけれど
個人的に詠んだ歌は
そういう力強さとはまた違って
そこかしこに
小さきもの弱きもののために心を配るような優しさがあると思う。

道の辺(へ)の 壱師(いちし)の花の いちしろく

    人皆(ひとみな)知りぬ 我(あ)が 恋妻は

「いちしの花」は彼岸花のこと
「いししろく」は
著しい、はっきりとってこと。

つまり
道端の彼岸花のようにはっきりと
私の恋人のことがみんなにばれてしまった!と言う意味。


飛鳥の秋は美しい・・・
飛鳥川の彼岸花の群生や
稲淵の棚田の案山子と彼岸花は本当に素晴らしい

地元の人が手入れをしてこうした風景を守っているようです。

人麻呂も飛鳥川の彼岸花を眺めていたのかな・・・

みちのへの いちしの花の いちしろく
人みな知りぬ 我が恋妻を

いちしの花の いちしろく・・・

人麻呂の恋人って
どんな人だったんだろ・・・


























[PR]
by akikomoriya | 2015-09-20 20:07 | おしゃべり

コスタリカの彩雲

中米のコスタリカで
不思議な彩雲が出現!だって。

ちょうどこの日
9月15日は194回目の独立記念日なんだって。
これは神さまからの贈り物?
UFOの仕業?

コスタリカって、いいね・・・
e0240147_1792153.jpg


日本では余り取り上げられないけど
国民の意思で
軍隊を放棄した国
中南米って
年中ゴタゴタしているのに
すごいことだと思う。

近隣諸国に
軍隊持たないから攻めないでって交渉して
国内に国連大学を創設し
まあ、貧困やら治安やらいろんな問題抱える国ではあるけど
この大胆な決断は
まさに尊敬に値する・・・

ちなみにこの日
日本では
「防衛装備庁」が閣議決定。

この雲見てたら
なんか泣けてきた・・・


[PR]
by akikomoriya | 2015-09-18 17:14 | おしゃべり

春信一番! 写楽二番!

e0240147_17254850.jpg


今日は静かな雨が降っております。

ご紹介しようと思いつつすっかり遅くなりましたが
静岡市立美術館で催している
「春信一番! 写楽二番!」が
この連休で終了します。

テーマや作家別の展示はよくありますが
今回は浮世絵発祥に繋がる版画から
錦絵といわれる多色刷り
春信の錦絵~歌麿、写楽と言った大首絵(歌舞伎画)
北斎、広重の風景画まで
浮世絵の全体像を見ることができます。

なかなか気の利いた企画です♪

個人的には日本画でもよく使う「キラ」という雲母の絵の具が
浮世絵の背景にも使われていてビックリ!
キラはよく使うので。

あと驚いたのが
春信の作品に現代で言う「エンボス加工」が施してあった!
江戸時代ってほんとおしゃれな時代です・・・

そしてよく言われることですが
一本一本の髪の毛に対する
神業とも言える彫り師の技術
髪より細いんじゃないかとすら思わせるほど・・・

照明による退色を配慮してか
館内かなり薄暗くなっております。
視力のお悪い方お眼鏡お忘れ無く!

静岡の後は
アベノハルカスに行くそうです。
関西方面の方も是非!

[PR]
by akikomoriya | 2015-09-16 17:42 | 日本画

ユネスコ70周年



e0240147_2115065.jpg


先週末
日本平ホテルで行われた「ユネスコ70周年記念」中部ブロック大会に出席してきました。


これといったお庭はなくとも
まさに日本一の借景をもつ日本平ホテル
贅沢でございます・・・

「戦争は人の心の中で生まれるものであるから
人の心の中に平和の砦を築かなければならない」
というユネスコ憲章前文は
小学校の国語6年生下にも載せられていますので
誰でも一度は聞いたことのある言葉だと思います。


これには続きがありまして全文読みますと
その内容の重さに圧倒されます。

政府や経済の取組による平和は
永続的な平和ではない・・・と明言するくだりは
私の最も共感できる部分です。

そのためには
知的、精神的な連帯のうえに平和を築くべきだ
とするユネスコの考えは
もっともっと多くの人々に知られるべき概念だと思います。

ひとりひとりの絆の上に築かれる平和!
これにまさる砦はないと信じます。

先週は
経団連が武器など防衛装備品の輸出を
「国家戦略として推進すべきだ」とする提言を公表。
ついに戦闘機などの生産が拡大される。
日本製の戦闘機が
ガザの子どもを殺すのだろうか。
そうまでして日本は富を得るのだろうか?

自衛隊の若者を守る法案ならいくらでも賛成できるけど
すでに自衛隊海外殉職者に対する棺の用意や式典についても
話し合われている様子。


加速化する時代の中で
国同士が啀み合うときも
またたとえ
日本が平和の名の下に矛を上げる日が来ようとも
ひとりひとりは温かな心と相互の最大限の理解によって
しっかりと結ばれていたいと思います。

e0240147_2114099.jpg


静岡から
何かできるといいんだけど・・・



[PR]
by akikomoriya | 2015-09-14 20:19 | 平和な世界を求めて

羽鳥の森の山桜


e0240147_19324612.jpg

何年か前のこと
いつもお世話になっている東京銀座4丁目のあかね画廊で個展をさせていただき
最終日の最後のお客様が
浅草の画商さんだった。
老人ホームの玄関ホールに掛ける絵を探しているんだけどということで
その時非売品として展示していた山桜の襖絵をとても気に入ってくださった。

後日連絡があり
富士山と山桜の160号の作品を注文してくださる。

それで
どこの老人ホームなんですかと聞くと
静岡というのでびっくり
それで
静岡のどこでしょうと聞くと
羽鳥、とおっしゃる。

え?羽鳥?それ私の故郷ですけど!
羽鳥のどこです?

よくよく聞いてみると
森谷家代々のお墓を守ってくださっている菩提寺(洞慶院)のふもとだった!
これにはびっくり!

老人ホームに無事絵を納品して
老人ホームの皆さんもとても喜んでくださり
以来毎年敬老の集いには
入所されている方々のお作品の講評をしに伺うようになっています。
で、今日も行ってまいりました。
「羽鳥の森」というホームで
施設長さんもスタッフの方もホントアットホームで
和やかそのもの!
喜寿、米寿、白寿そして百歳以上の皆様の長寿を一緒に祝わせていただき
毎年ほんとに有り難い・・・

後から分かったことだけど
羽鳥は明治になるまで
山桜の名所だったとのこと。
洞慶院のすぐ近くに今は廃寺になってしまった「建穂寺」という古いお寺があり
門前には京都から送られた山桜の並木があったとか。
浅間神社のお祭りには建穂寺から稚児舞行列が出て
それはそれは壮大なお祭りだったと。

老人ホームに山桜を納品したご縁で
浅間神社にもこの春山桜を奉納させていただくことができ
ご縁の不思議を思い知る。

そういえば
画商さんが目を留めてくれた山桜の襖絵は
両親のために親孝行で描いたものでした。
森谷の両親のために描いた山桜が
回り回って色んなところに広がって・・・
今年は11月に山桜の絵本に挿絵をする仕事もあります。

山桜・・・本当に不思議・・・
桜には神さまが宿っているとは言うけれど・・・
有り難くもったいないご縁です!






[PR]
by akikomoriya | 2015-09-13 19:32 | 日本画

みなさまのお作品

すっかり秋風ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日はご紹介するお作品がたくさん!
意欲に圧倒されます。
一番描いていないのは私です(>_<)

e0240147_16165833.jpg

まずはUさまのお作品
なんだかあっという間に仕上がりました。
まだ9月いっぱいはひまわりの花の絵も飾っていても良さそうな感じ。
玄関にこんな絵があったら入った瞬間気分が明るくなりますね!
彩色筆でぽたぽた落としたような白い色が
とても大らかに感じられます。

e0240147_16174712.jpg

お次はHさま
色が渋い!そして確かなデッサン力のお陰で
単調な形でもしっかり絵になります。
茄子は赤を入れてみました。
紫には赤を入れると透明感が出ます。

e0240147_16202197.jpg

いつもSMの小品をすいすいと描かれるNさま
満月と月下美人。
難しい題材ですが頑張りました。
色的にご本人不本意のようですが
私から見るととても落ち着いて見えますが
気に入らないときはしばらく寝かせてみると
ある時ふっと、どうしたらいいかが閃いてきます。
でもとりあえず今はこのままでもいいでしょう!

e0240147_16204986.jpg

Uさま。
富士宮からおいでで
自宅の果樹園で取れた林檎のジャムを作ってきてくれました。
お作品も富士宮の自然が感じられる大らかで元気な画風!
単調な色づかいの中にも隠し味がいっぱいきいています。
にょきにょき土筆がカワイイ!
一本一本に表情があり「生きている」感じが出ています。

e0240147_1621125.jpg

Iさま。
箔の使い方がプロっぽい!
下地の岩絵の具もいい感じで
ガサッと剥がれた箔の感じが上手いです。
黄色のレモン、緑のブドウ、赤いワレモコウが
ハスの実を引き立たせています。
お上手!

e0240147_16213051.jpg

Yさまいつもとても細やかな部分まで気を配られ
繊細なお作品のYさま。
背景の紫とクリーム色がとてもお品よく
お花を引き立たせてくれています。
色の選択が成功しています。
紅辰砂は実物より赤めですが
この画面上ではこのくらい赤い方が映えます!


みなさまお暑い季節も頑張って描かれて本当に頭が下がります。
何を描こうかな~と思うことは
能の活性化には一番にいそうです。
とにかく死ぬまで一生描き続けましょうね!

では今週もよろしくお願いいたします!

[PR]
by akikomoriya | 2015-09-12 16:37 | SBS学苑 日本画教室

あたたかい心

e0240147_22253121.jpg


国民の半数近くが国外に脱出しているという異常事態になっているシリア。
昨日ローマ法王が
難民支援の呼びかけをされた。
カトリックの家庭に
イスラム教徒が迎えられるという
驚くべき展開。
素晴らしいことだと思う。

私ももしお金持ちだったら
今すぐにでも船を用意して
静岡の過疎地域を買い取ってシリア村を作るんだけど・・・
と思っていたら
いたんですそう言う人が!
エジプトの大富豪が
地中海の島を買い取って
難民の島にする用意があると発表。
勿論船も用意し
帰国できるようになったら
自由に帰国できるようにするとも!

どんなに国と国が対立するときでも
人と人同士はこうした善意で繋がっていたいと思います。

またドイツ人の一般市民の難民歓迎の様子を見ると
ドイツ国民ひとりひとりが戦後70年積み重ねてきた信頼回復への努力を感じます。

ISに資金提供をしているサウジアラビア始めとする中東の国々
そして
反政府側に協力するアメリカ
政府側に協力するロシア。
この三つ巴が混乱を複雑化させ収束不能にしているにもかかわらず
さらによく分かんないのが
何故かISの使用している武器が「アメリカ製」だったりすること!
ホント、どういうこと?
どういうことなの???


国同士はもはやハチャメチャ!
でも
一人ひとりの善意が
このとんでもない状況の地球を支えているのだと思います。

美しい地球は
ひとりひとりの手のひらの中に!

[PR]
by akikomoriya | 2015-09-08 22:35 | 平和な世界を求めて