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烏瓜の絵 お嫁入り



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小学校2年生の時の担任の先生が
私の烏瓜の絵を購入してくださる。
磐田と静岡を往復しながら暮らしてきて
また静岡から磐田に転校することになって
その時の担任の先生でした。...
あれが7歳の時だから
もう40年以上お年賀状のやり取りがあります。

声も体も小さくて、おとなしかった私は
別にクラスのはじっこにいることに何の不足もなく
目立ちたいとも思わず
ましてや褒められたいとも思わず日々過ごしていました。

そんなある日
「このクラスの中で、お母さんが作ってくれた服を大切に着ている人がいる」と先生がおっしゃった。
誰だろうと思ったら
「・・・森谷さん」と、にっこり笑ってこちらを見てくださった。
またある時
「森谷さんは席を立つときちゃんと椅子をしまう」とみんなの前で褒めてくださった。

積極的なわけでもなく、統率力があるわけでもなく
人前で褒められることもほとんどなかった私にとって
嬉しく、気恥ずかしく
そのあと、何度も何度も辛いことがあったけれど
先生に褒めてもらった人間が、背中を丸めて歩いててはいけないような気がしていた。

先生はいつも背筋をぴんと張って
明るくて、そそっかしくて
ちょっとサザエさんみたいな感じもあった。

蔓が勢いよく描けて自分でも気に入っていた烏瓜
やはり先生は元気なのがお好きだなと思った。
手元に置いてくださり、本当にありがとうございます。

お嫁に行った烏瓜
嫁ぎ先がますます幸せに溢れるよう
こぴっと頑張りや~!



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by akikomoriya | 2017-02-22 16:23 | 日本画

みなさまのお作品

昨日は酷い嵐でしたが
今朝はすっきり晴れ渡りました。
2月は「如月」。
寒さのあまり着重ねて、さらにまた着て・・・
で「着さら着」だそうですが
今年の2月はすでに三寒四温の春の気配が満ちています。
嬉しいことですが
ただの温暖化でもあります(-_-)

さてさて
昨年末から滞っておりました「みなさまのお作品」
御紹介していきたいと思います!
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たらし込みがすっかりお上手になったOさま
「これしかできないから~」とおっしゃってましたが
淡々と同じ技法を続けることで
どんどん腕は上がります。
この春は岩をしっかり乗せる厚塗りにも挑戦しましょうか?
洋花ですが
しっとりと見えます。画面のまとめ方が本当にお上手になりました。

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昨年からお入りになった
Nさま!
もともとクレパスでスケッチをされて
日本画でもあたたかなクレパス風に仕上がっています。
色の感覚が大変よい方なので
一手一手を慎重にされます。
狙ったとおりの効果に近づけるよう今後もお手伝いさせていただきます!
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清水から通われていた通称タミちゃん。
お年も召してなかなか通うのも難儀になり
このお作品を最後におやめになりました。
タミちゃんのお作品はいつもお品よく
優しいお人柄が滲み出る画風でした。
このお作品も
淡い卵色と青紫がとても優しい。
またご自宅でも描き続けてくださいね。
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いつも笑顔が眩しいWさま
ふんわりとした「空気遠近法」をお上手に表現できました。
私はこの雰囲気とても好きですが
ご本人はなかなか満足されないよう・・・
次は粗めの絵の具でガシガシ描いてみましょうという相談をしています。
日本画は使う絵の具の番数によって
描き方も見え、見え方も随分違いそれが楽しみのひとつでもあります。
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Nさまの富士山シリーズ
  もう大分たまりました!
  極楽鳥との組み合わせは
  私では絶対思いつかない!
  橙色と青の補色が画面を強く見せています。
  日本平から見下ろす駿河湾の煌めきや
  町の様子が丁寧に描かれています。
  岩絵の具の扱いがお上手で
  富士山の裾野のぼかしも素敵です!
  次回また楽しみにしております!
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緑のお好きなIさま
画面には必ずと言っていいほど緑が登場します。
水仙の葉の緑は
やや青みがかった優しい緑
その雰囲気をよく捉えていらっしゃいます。
またスケッチからしっかりされたので
水仙の佇まいというかこんな風にふわっと寒風の中
光を集めている様子・・・
とてもお上手です。
背景がざっくりと表現されて
それがまたおしゃれです!

ではでは
次回もまた皆さんのお作品
楽しみにしております!

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by akikomoriya | 2017-02-21 08:10 | SBS学苑 日本画教室

新電力

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先日立ち寄った竜安寺のつくばい「吾唯知足」
真ん中の四角を「口」として
左右上下に「五・隹・矢・疋」。
昔の人って、頭いい・・・
ウルグアイのムヒカ大統領の話をふと思い出す。...
世界全体がさらなる経済成長を続け
全ての国が先進国と同じ暮らしを始めたら・・・?
地球は一年と持たない、と力説されていた。

今本当の意味で地球に必要なことは
さらなる発展ではなく
今あることに満足し
物欲金銭欲、便利と物質的豊かさのみを追う暮らしから
一日も早く観の転換を計ることが賢明!
まさに「吾唯知足」でございますm(_ _)m

ということで
再生エネルギーへの御案内!
地元企業も頑張っております。
静岡は浜岡原発への依存度が低いため(海も山も豊富でございます(^^)/)
県民挙げての新エネルギー切り替えモデル県になる可能性に満ちております(^^)/

明日の地球を考えるなら
「日本だって1ヶ月で核弾頭を作れるんだぞ!」
の威嚇よりも
原発を手放し税金を有効に使い
一人ひとりの暮らしも
「吾唯知足」に向けてシフトチェンジいたしましょ!

•イーレックス・スパーク・マーケティング(株)
https://www.erex.co.jp/
•グリーン・市民電力(グリーンコープ共同体)
http://www.greencoop.or.jp/cm/denki.html
•しずおか未来エネルギー(株)
http://s-miraienergy.com/
•(株)パルシステム電力
http://www.pal.or.jp/denki/
•Looopでんき(株式会社ソマウッド)
https://looop-denki.com/


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by akikomoriya | 2017-02-20 23:20 | おしゃべり

なんとか合格!

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晴天続きのの静岡ですが
今日はまた三月のようなうららかな陽気でした。

あちこちご心配お掛けしております娘の件ですが
無事に合格いたしました。
京都 立命館大学 衣笠キャンパスです。
ご心配お掛けし、また励まし応援してくださった皆さま
本当に有り難うございます。

生まれたときのケガが元で
長く体調不良を抱えてきまして
この一年は長年の無理がたたって本当に大変でしたが
元凶の箇所も改善し
とりあえず受験勉強と言えるようなものも
直前2ヶ月くらいはすることができました。
高2年の秋のまま勉強も止まってしまっていたのですが
こんな状態で合格させてもらえるなんて
奇跡と言わずなんと言うべきか・・・
有り難く、勿体なく、感謝の言葉もありません。


娘の名前は秦氏に由来する静岡市服織の「木枯しの森」にちなんで名付けましたが
京都に受験に行ってビックリ!
立命館の周辺は太秦だったのですね!
「木枯しの森」は「太秦」の古称です。

いにしえのどなたか・・・ご縁ある人々に
絹の糸をたぐり寄せられるような想いがして
ここに来ればきっと丈夫になって
自分の思うような人生を開かせることが出来るに違いないと
何故かそう思えました。
母の手を離れて一人暮らしですが
この先もきっと守られて元気にやっていけると思います。


そして!
娘の下宿を拠点に
母は花見とスケッチに出掛けましょう!

ではではこれから受験を控える皆さまも
その後家族も
どうぞお心安く
最善の道が開かれますように!

画像は先週撮りました北野天満宮の紅梅でございます! 


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by akikomoriya | 2017-02-16 18:25 | おしゃべり

ジャポニスムふたたび

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本日静岡新聞朝刊です。ぜひご覧下さいませ!

ジャポニスムふたたび
   
     清少納言 美しくも鋭い刃(やいば)    日本画家 森谷明子


今や世界語となった「カワイイ」であるが、小さく可愛らしいものを見つけて喜ぶルーツは、清少納言の枕草子にあるという。小さいものは「みなうつくし」とし、這い子や稚児の仕草から、蓮の浮き葉、雛の調度、瑠璃の壺など、十五にわたる可愛らしいアイテムを紹介している。
枕草子の醍醐味は、何と言っても気付くことの楽しさである。「春はあけぼの」と清少納言は言うが、布団から出たくない春の朝も、清少納言にそう指摘されると、ふと窓を開け、あたりを見渡す心の余裕が生まれる。
さて、日本美の典型として計り知れない貢献をしてきた枕草子だが、この書は中宮定子に仕える女官として栄華の絶頂に記されたものではない。それどころか、藤原氏一族の政権争いに翻弄され、没落した定子を励ますために書き始められ、定子亡きあと世に出された、まさに「敗者の書」であり「鎮魂の書」であった。
しかし、絶望の淵から綴られたはずの在りしの思い出は、よよとした恨み言など微塵もなく、驚くほど明るく軽妙に読み手に迫り来るのである。
富や権力よりも遙かに価値あるものが、この世界には確かに存在する。見慣れた日常の中に散りばめられた、あらゆる密やかなもの、清げなるもの、妙なる彩り、心のこもった文やその薫り。それらこれらの細々の内に価値を見出し、無邪気に喜ぶ力こそが、あらゆる不条理の中で強く生き抜く清少納言の武器であった。それは欲にまみれた男社会に突きつけた、美しくも鋭い彼女なりの刃である。
陰謀と画策に満ち満ちた貴族社会はその後程なく終演を迎えたが、逆境に怯むことなく書き綴られた清少納言の一言一句は、千年の時を越え、この先も多くの子ども達に暗唱され、色褪せることなく日本人の美意識の根幹に君臨し続けることであろう。

♪~♪~♪
来月は屏風の左隻がでます。
お楽しみに!


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by akikomoriya | 2017-02-06 11:54 | ジャポニスムふたたび

酉年に鳥の絵本

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太平洋側の冬は快晴、というのは中学の理科で習ったことですが
ここしばらくの静岡は
毎日毎日快晴続きでございます!

しばらく多忙&風邪&諸々ですっかりご無沙汰しておりましたが...
今日は久々の投稿です。

今年は酉年と言うこともあり
今、新しい絵本に取り掛かっています。
個展の準備もありあまり呑気にやっていられないのですが
8年くらい前から温めているお話です。

南米ペルーの民話「ハチドリのひとしずく」というお話は有名ですが
その続編を作っちゃいます!

黙々と雫を運ぶクリキンディに仲間が!
結末は乞うご期待です!
ちなみに下の画像は色鉛筆と水彩の下書ですm(_ _)m

昨年末、お友達に「風を興してその風に乗る」という言葉を贈っていただき
その時
「渦巻く風は一人では興せないものね」
ともお話しされて
なるほどなと思いました。

絵描きですから今まで一人で仕事することが圧倒的に多かったのですが
最近しみじみ気持ちを分かち合える仲間の有り難さを感じます。

ではでは明日も一日
世界中どこにいても誰にとっても
夢と希望が広がる
輝かしい一日でありますように!

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by akikomoriya | 2017-02-02 21:39 | 絵本