<   2017年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

ジャポニスムふたたび 「自然から学ぶ日本の色」

今朝5月15日の朝刊でございます(^^)/
緑の眩しい季節、ぜひひとつひとつの色に心を止めてご覧下さいませ!

ジャポニスムふたたび

   

自然から学ぶ日本の色    日本画家 森谷明子



静岡県立美術館のプロムナードは何と言っても新緑の季節が美しい。木漏れ日に手かざして歩く道々、見渡せば緑という色の多さにあらためて気付く。

日本人と色彩の関係は深い。我々の先祖は、こうした無限とも思われる色彩のひとつひとつに美しい名前を与えてきた。

芽吹いたばかりの柔な芽をさす「萌黄色」。少しくすんだ黄味がかった緑は「柳色」。その裏側は「柳葉裏」。淡い緑青は「浅葱色」初夏に新芽を吹く竹は「青竹色」に「若竹色」。常緑の濃い緑「松葉色」。そして鳥の羽色から見立てた「鶸色」「鶯色」「鴨の羽色」。これらはほんの一部であって、緑系の色だけでも100種は軽く超える名称がある。色彩に対する名称の多さは、日本人が、取り巻く自然の色彩をどれほど愛し、尊重してきたかを示している。

一方同じ色でも油絵の絵の具箱に並んだ色名は、いたって合理的で簡潔である。緑はグリーンだが、黄色がかった緑はイエローグリーン。それが明るければイエローグリーンライト、暗めならイエローグリーンディープ、と言った具合である。分かりやすいが、そこには色彩を自然から学んだ痕跡は見あたらない。

奈良時代にはすでに定評があったという、日本人の色彩感覚の良さと表現技術だが、現在においては、ジブリ映画に代表されるような、日本アニメの背景画にその気質を見ることが出来る。引き込まれるようなトトロの森の色彩の深さ緻密さには、ディズニー映画のCG技術も到底及ばない。

一色一色ごとに丁寧に命名してきた日本人の色への愛情、そしてそれらを染め分け、塗り分けしてきた職人や絵師達の仕事は、19世紀末に海を渡り、それまでヤニ色に閉ざされていた西洋の絵画を、虹色の光の中へと解放する原動力となったのである。
e0240147_18380441.jpg



[PR]
by akikomoriya | 2017-05-15 18:39 | ジャポニスムふたたび

Hummng Bird

毎日毎日嵐のように忙しくて
今日、やっとやっとハチドリを入稿できました。
しか~し!
チラシを送付した皆さんには「六本木の絵本原画展で初披露します」と
書いてしまいましたが...
22日の初日は納品が間に合いません!!!
ハチドリお求めご希望の方は
23日以降にしてください、本当にごめんなさい!

しかもタイトルはハチドリではなく
「Humminng Bird」でした。

ではでは明日も一日
忙しさにパリパリすることなく
深くゆっくり呼吸しながら
有り難うと良かったねが溢れ出る一日でありますように!

e0240147_21003403.png



[PR]
by akikomoriya | 2017-05-10 21:01 | 絵本

お蕎麦の「案山棒」

e0240147_21085182.jpg

















今日は娘と焼津の案山棒さんに行きました。
朝蕎麦おいしい~!これで500円???
案山棒さんのお蕎麦は本当に美味しい!!!

「国褒めの歌」の展示も
素晴らしくデザインしてくださり
さすが!!!
奥様は都内の劇団で衣装のお仕事をされていたとこの
ダラダラ並べるしか能のない私とは違いますm(_ _)m
作品を立体的に会場内に配置してくださり
なんだかワクワク感が増し
地球を俯瞰しているような気持ちになりました。

今週末13日土曜日は
3時から作者お話し会があります。
ヘイトスピーチや国家レベルでの疑心暗鬼が蔓延する今という時代
私たち一人ひとりにできることを
制作を通し見聞きしたことを交えながら
お話ししていきたいと思います。

「案山棒」の展示が終わりますと
22日~28日の六本木に行きます。
6月は呉服町D-laboで絵本原画展がありますが
「あの日」が中心となります。
7月はアイセルでもお話し会を企画してくださっていますが
展示は1日限りです。
次に「国褒めの歌」全作品を並べるのは
10月の浜岡の屏風展になるかと思います。
「国褒めの歌」にご興味ある方、ぜひおいで下さいませ!

ではでは今週もまた
世界中どこにいても誰にとっても
夢と希望の広がる輝かしい一週間でありますように!
e0240147_21085965.jpg



[PR]
by akikomoriya | 2017-05-07 21:12 | 国褒めの歌

Humming Bird



e0240147_23331851.jpg
制作中の「Humming Bird」
こんな感じになりそうです。

装丁は深澤真矢さん!
素晴らしすぎる装丁に見合うように最善尽くしました!

おなじみ南米の民話「ハチドリのひとしずく」の続編を
森谷明子が勝手に創作した、言葉のない絵だけの絵本です。

上質紙なので自由に書き込みも出来て
ノートとしても使えます。

たった1羽で山火事に水滴を落とし続けていたハチドリに
1羽2羽・・・と仲間が増え・・・
やがて空を覆うほどの大群となって山火事に雫を落とします。
自画自賛で申し訳ないですが
大変美しい絵本になりました。

22日からの六本木原画展で初お目見えとなります。
月末からはFAXや牧羊舎HPでも購入できます。
ぜひお手元に一冊どうぞ!

e0240147_23341244.jpg
e0240147_23342494.jpg
ではでは美しい地球は
一人ひとりの手のひらの中に!

[PR]
by akikomoriya | 2017-05-03 23:41 | 絵本