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案山棒 絵本『あの日』原画展

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勤め先の学校が夏休みになり
これから1か月
やっと自由な時間が持てます。

絵本『あの日』の原画...
先週末に焼津のお蕎麦屋さん『案山棒』さんのギャラリーに
無事飾りつけできました。

六本木→呉服町D-labo→焼津 と続きました展示も
この案山棒が終わりますとしばらくお休みになります。
10月3日からの浜岡カントリーの個展では
屏風が中心になりますので
多分、全作品を並べることは難しいと思います。

夏休み中やっております。
美味しいお蕎麦を食べながら
ぜひご覧くださいませ♬

おはなし会は8/9午後3時から4時
¥500お茶お菓子付です。
ぜひおいでくださいませ♬

企画してくださったニコちゃんと
こころよく会場を貸してくださった案山棒のご夫妻に
心から感謝申し上げます!

ではでは明日も一日暑そうですが
日本中どこにいても熱中症に気を付けて
そしてほんの一瞬でいいから
世界全体の幸福と平和を心に思い描く
そんなゆとりある一日を過ごしましょう!

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by akikomoriya | 2017-07-26 16:15 | 絵本

西洋の常識を砕いた大波

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月曜日朝刊でございます。
「ジャポニスムふたたび 26話」
~西洋の常識砕いた大波~

海外への土産物でお決まりの図柄と言えば、葛飾北斎の『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』であろう。Tシャツからメモ用紙まで、この作品がこれほどまでに外国人に愛される理由は何か?...
19世紀までの西洋の絵画表現には、実は幾つもの「ねばならい」があった。例えば、テーマには何らかの宗教的、道徳的示唆が含まれているのが好ましく、光と影による立体表現は必須。人物を主体としたリアルな表現は、まずもって画家に求められる資質であった。
それが19世紀に入ると、目に見える現実を忠実に再現する役割は、モノクロ写真に取って代わる。「はて、絵描きとは何を描くべきか?」
そんな折、海を渡ってもたらされた奇妙な異国の絵があった。極端にデフォルメされた躍動感あふれる大波には道徳的な意味付けはない。さらには影のない鮮やかな色彩の対比に構図や視点の斬新さ。描き手の感動や印象を前面に押し出したその作品は、決してリアルな描写ではないが、ただただ美しく面白い。北斎の『神奈川沖波裏』は、西洋絵画の「ねばならない」の枠を見事に打ち砕いた大波だったのだ。
やがてその大波は、西洋の人々に「抽象」という概念を与え、西洋の芸術表現は華麗なる大変革期を迎えることになった。
北斎の大胆な波形は、ゴッホをはじめ多くの画家たちに影響を与え、模倣され、作曲家ドビュッシーはそこから閃きを受けて交響詩『海』を書いている。出版された楽譜の表紙はもちろん『神奈川沖浪裏』である。
 日本の芸術とは、絢爛豪華な障壁画から詫び寂びまで、あるいは深遠なる水墨の没我の境地から、軽妙洒脱な琳派まで、「ねばならない」の枠を常に超え続けながらも品格を失わない。その絶妙なバランスは、今も昔も西洋の人々にとって、刺激であり謎であり、憧れなのだろうと私は思う。

来迎院英長寺に奉納しました蓮2点のうち 「苦界の救われ」
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by akikomoriya | 2017-07-20 20:17 | ジャポニスムふたたび

みなさまのお作品♬

なんとなんと2月から「みなさまのお作品」更新しておりませんで
大変お待たせいたしました。

6がつ7月と新しいお作品がそろいまして
ご紹介させていただきますm(__)m
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まず最初に
いつも精力的に制作されていらっしゃるNさま♬
背景のシダは
本物のシダに胡粉を付けて型押ししたもの。
少し濃い目の胡粉でやりますと
凹凸ができてよい具合に絵の具がひっかかります♬

水色や黄緑がお好きなNさま
すがすがしい色味がお得意です。
見ていて癒される色調と
初夏らしい組み合わせです。ホタルブクロのほんわかした質感が
とてもよく出ております!
お見事です!

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さらに紫陽花♬
水玉がリアルです。
胡粉を使って水玉の透明感を出すことができます。
ちょっとしたコツがわかれば
水玉もそんなに難しいものではありません♬

雨を線で描写するのは実は日本人ならではの技法で
これを始めてみた西洋人はたいそう驚いたそうです。
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ちょいと画像を拝借いたしました。
広重の「庄内 白雨」でございます。
雨を線で描きますと
雨の降っている様子がよりリアルに伝わってきます。

Nさまの雨は広重のように激しく降る雨ではなく
あまり風のない
しとしとした長雨を思わせます。

優しく仕上がりました♬

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Sさま
以前描いていた作品をリニューアル!
ウサギさんを少し大きくして質感にも火打割りました。

日本画で細い線を描くときは
「面相筆」を使いますが
毛を描くときは特に「毛描き面相」という
先端がさらに細くなった筆を使います。
恐ろしく細い線が引けます(^O^)/

ウサギ全体に先に影になるグレートーン引いておいて
その上に毛描き面相で毛を一本一本描いていきます。

綿毛も優しく描けました。
そしてなんといっても瞳の美しいこと!
生きているようです・・・
Sさまは時々本当に生きているような
ドキッとするお作を描かれます。

お見事!

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Nさまの枇杷です
大変なチャレンジャーでいらっしゃるNさま
今回はちょと印象派風に背景を点描にしてみました。
日本の色彩の影響を受けて
パリの印象派の画家たちが虹色の絵を描き
その虹色の絵を
パリに留学した明治の画学生たちが習って帰国しまして
黒田清輝などまたまた美しい色彩の作品を作り出しました。

というわけで
印象派風の色調は日本人には相性がいいというか
好まれやすいのでありますね。

ピンクの中に
白やオレンジが混ざって
遠目に見ると
揺らいでいるような空気感が出ております。

影のグレーもお品よく決まりました♬
素晴らしいです!



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最後はGさま
実は80歳を超えたいじいちゃまであります。
しかしながら
お作品からは
落としを感じさせない力強さがみなぎっております!!!

シルクロードを旅された際の
想いでのお写真から再構成しまして一枚の絵になりました。

さらっとした乾燥した砂感は
13番の絵の具で達者にまとめてあります。
空の描写も素晴らしいですね~!!!
描きすぎず、不足なく、シルクロードの青さが表現できております。

さらにさらに
羊たちの描写・・・
は~とため息が出ます・・・


強いコントラストと日差しの強さをしっかり表現しつつも
影を青でまとめていることでこの絵を柔らかく見せています。

向こうからこちらへ
ず~っと続く羊の群れと
黙々と歩く羊飼いのお爺さん?
の雰囲気がしっかり出ています。

やはり実際行き、ご自分の目で見て感動した風景は
絵にしても素晴らしいですね~(^O^)/

いつもいろいろと勉強させていただいております。

ではでは暑い夏がやってまいります
みなさま、どうぞご無理なく制作していきましょう!
次回お教室楽しみにしております(^^♪


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by akikomoriya | 2017-07-19 17:44 | SBS学苑 日本画教室