<   2017年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

『森谷明子日本画展~屏風から絵本まで~』浜岡カントリーです♪

e0240147_08043403.jpg

告知が遅くなりすみません。
10月3日火曜日から11月12日まで
静岡カントリー浜岡コースの美術館で
日本画展を行います。


今まで制作してきたおもな奉納作品、屏風作品を中心に
絵本の原画も展示いたします。

静岡浅間神社に奉納しました四曲一双もお借りしますが
今回が最後となるかも知れません。


また10月22日(日)13:00~14:30まで
記念講演会
『ジャポニスムふたたび~日本文化の可能性と和の志』
洋食記念ランチ付き¥3,800 先着30名
ランチは11:00~
講演会は13:00~14:30
★お申し込みは0537ー86ー2025(カルチャーフロア)

今回は地元の浜岡中学校、御殿場中学校でも
出張授業と講演会があります。
たくさんの方々にご覧頂き、会場でお会いできるのを楽しみにしております。

10月15日は会場におりますが
それ以外の土日もなるべく滞在できるように心がけたいと思っております。

※また御案内に同封いたしましたご挨拶文でお知らせしました市川市ユネスコの講演会はまだ理事会の検討決定が通っておりませんので、詳細決まりましたらあらためて告知させていただきます。

ではでは
世界中どこにいても誰にとっても
今日という日が輝かしく希望に充ち満ちる日でありますように!

e0240147_08043911.jpg


[PR]
by akikomoriya | 2017-09-20 08:06 | 日本画

ジャポニスムふたたび 26話

e0240147_19533590.jpg

ジャポニスムふたたび (26)

   

『和以為貴』の普遍的な価値  日本画家 森谷明子

「和以為貴」とは、言わずと知れた十七条の憲法第一条であり、その作者は聖徳太子である。日本文化を志す人々にとってこの文言はまさに金字塔であり、時代を超えて不動の価値を与えられている。

「和以為貴。争わぬ事を旨とせよ。人は派閥を作りたがり、一方悟れるものは少なく(中略)しかし、上の者も下の者も和み睦てよくよく話し合いをするならば、おのず道は開け、何事も成就するものである。」と締めくくられる。

聖徳太子の時代とは、今風に言えば、内戦、一党独裁、天皇暗殺など、極めて不穏な時代であった。外交に於いてはさらなる危機にあり、朝鮮半島の動乱と、暴君で名高い煬帝が治める大国「隋」に常に怯え続ける小国日本であった。「日出ずる処の天子」で始まる密書が、一体どのような過程を経て対等外交を成就させ、国家存続の危機を救ったのかは、未だ歴史の謎である。

さて、争いを好まないお国柄は、武器のない文化として知られる縄文時代にまで遡る。彼らは、強靱な武器を携えた大陸や朝鮮半島からの渡来人に屈するどころか、言語文化の面ではむしろ優位になって融合させている。確かに日本神話を紐解けば、渡来系の荒ぶる神々は、縄文系の天津神に従いその系譜に組み込まれている。   

武力で即決が渡来系の発想だとすれば、極力争いを避けようとする試みは、現代の日本人の中にも3割ほど保持されているという、縄文由来のDNAがそうさせるのかも知れない。

非武装の原住民が、武器を持った侵略者に対して優勢となり和合する奇跡。究極の平和外交ともいえるその秘策とは、聖徳太子流に言えば「和を以てよくよく話し合えばおのず道は開ける」ということだろうか。

『和以為貴』。その謎を解くためにも、和の伝統文化を学び続けたいと私は思う。



[PR]
by akikomoriya | 2017-09-18 19:54 | ジャポニスムふたたび