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みなさまのお作品

今年初めての「みなさまのお作品」でございます!
本年もどうぞどうぞよろしくお願い申し上げます!

さてさて
今年初めは
動物がお得意のSさまの特集といたします♪

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いかがでしょう~?
コウノトリ、カワセミ、サギ
丸子川に飛来する鳥たちを
やさしいまなざしでご覧になっていらっしゃるご様子が
絵から伝わってまいります( *´艸`)

水面の煌きもどんどんお上手に・・・
お生徒様お一人お一人のご上達が
何よりの喜びであります!

お次~♪
富士山2点!
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毎年ご自身のお年賀状に富士山を描いておられるNさま!
今回は三保の海岸からでございます。
水しぶきがお上手
銀箔の粉がいい感じです。
曇りがちな空と富士山の雪がとてもよく描けております。
微妙な色調で濃淡をつけていらっしゃいます♪
大変お品の良いお作です。
いつもながら素晴らしい・・・
来年のお年賀状も楽しみにいております!

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Iさま!
感覚的で勢いのある描きっぷりが特徴のIさま
今回は模写をもとに少しご自身でアレンジいたしました。
デフォルメされた富士山と白い満月がなんともいいお味を出しております。
ススキの穂は色や形にこだわっておられました。
青い富士山と薄黄色のススキがとてもよく似合っています。
お見事であります( *´艸`)

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最後にNさま♪
パステル画でスケッチしておられるので
その柔らかい風合いをそのまま日本画になるように
ご指導させていただいております。
背景の柔らかな色調と筆遣いが成功して
手前の、これは琵琶の花ですが
地味目のお花を引き立たせてくれました。
花瓶も重厚感あり色味も素敵!
敷物は割き織のもの。
なんとも温かなお作品です!

一点一点確実にご上達される
みなさまのパワーに負けないよう
私も今年一年頑張ってまいります。
本年もどうぞどうぞよろしくお願い申し上げます!


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by akikomoriya | 2018-01-24 18:43 | SBS学苑 日本画教室

水平線の彼方から

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飛行機に乗るときに見える
緩やかな地球の弧の色
光る大気の膜の色が好きです。

海と空が接するあたり...

地球を包む薄皮。

無限なる包容力
無限なる愛の形・・・

子どもの頃
手塚治虫の「海野トリトン」に夢中になって
そのアニメの主題歌のように
水平線の彼方に
いまだかつて誰も見たことのない
何かわくわくする未来が
待っているような気がして

誰一人としてたどり着いたことのなかった
そのパラダイスに
自分は手を伸ばし
垣間見ることができるような
そんな気がして

あれからどれほど時が流れたのだろう。
水平線の彼方で待っている未来は
色あせることなく
それどころか
益々もって鮮やかに
力強く
かつて子どもで
今も子どものつもりでいる私に
呼びかけてくれています。

ではでは明日も一日
美しい地球は一人一人の掌の中に!


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by akikomoriya | 2018-01-24 18:25 | 平和な世界を求めて

知っている未来

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今日は哲学者な甥っ子を母親(姉)に引き渡して
しばしのお別れ。

昨日も面白いことを言っていた。

...

「信じる」とか「確信する」ではなく
「知っている」ということの強み。
これがあれば人はもっと自由に生きることができる。

たとえば
目の前に缶ビールがあるとする。
それを
「これが缶ビールだと信じている」とは誰も言わない
ただ
「これが缶ビールだと知っている」と言う。

そんな風に
自分の未来に関しても
「自分の未来は大丈夫だと信じる」
ではなく
「大丈夫だと知っている」
ことが大切なのだと。


根拠のない自信
自分は大丈夫だと知っている。
これほど強いものはない。

大学進学も放棄して
ポン、と海外に飛び出たけれど
この根拠のない自信が
彼を強く深く聡明にしている。
ギラギラと輝かせている。

周りがどう言おうとも
誰一人理解してくれなくとも
自分が「知っている未来」に向けて邁進する。


孤独に耐えうる根拠のない自信
わくわくしながら「知っている未来」に向かう喜びを
この子も知っているんだと
嬉しく、頼もしく、何よりありがたく思ったのでした。


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by akikomoriya | 2018-01-14 18:35 | おしゃべり

ジャポニスムふたたび『言霊が幸いをもたらす日本』

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1月8日 静岡新聞朝刊です♬

ジャポニスムふたたび『言霊が幸いをもたらす日本』        森谷明子
               
 新たしき 年のはじめの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事 
万葉集に収められた、新年を寿ぐ大伴家持の歌である。 
中国、ギリシャ、メソポタミアなど世界には多くの古典詩編が残されているが、日本の和歌がそれらと大きく異なる点は、言葉を神聖視した「言霊」信仰の有無であろう。
 万葉集の中では我が国のことを「言霊の幸わう国」としているが、これは言霊の力によって助けられ幸いがもたらされる国、という意味である。その一方で、「言挙げせぬ国」とも言い、言葉を畏れ、むやみに発することを慎んだ。
言葉を慎重に扱いつつも、その霊力を最大限に引き出すためには、だらだらとした長文ではなく、凝縮された言葉の結晶が必要となる。それが和歌であった。
 さらに、国家に幸いをもたらす神事としての和歌は、単に目の前にある現実や心情を詠みあげるのではなく、理想的な未来や、本来あるべく好ましい姿が、言葉の霊力によって顕現されるよう願いが込められる。天皇はもちろんのこと地方に赴任した役人が、着任してまずすべきことは、あれこれと問題点をあげつらうことではなく、あらん限りの言葉を尽くして国や土地を褒め称え、「国見の歌」や「国褒めの歌」を歌うことであった。
 こうした神事としての和歌は、現在の天皇にも引き継がれている。国内外の御公務のようにその都度報道されることはなくとも、年間通して20回ほどある祭祀に加え、「和歌を詠む」ことは、歴代天皇の大切な任務であり続け、今日に至っている。
 物事の初めに、あるいは一年の初めに、もっといえば一日の始まりに、心を鎮め、言葉を選び、最もめでたく力強い言霊を響かせ歌を歌う。そんな習慣が古き日本にはあったのだと思う。
 今年もまたさらなる吉事が、我が国そして世界全体に顕現されますように。


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by akikomoriya | 2018-01-08 19:09 | ジャポニスムふたたび