羽鳥のおばあちゃん

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昨日の投稿で
「ご祖母様は何の先生だったの?」の質問があり
はい、小学校の先生をしていました。

貧しい生徒を引き取って
自分の子として育てていたので
産んだ子供は4人でしたが
家にいる子供は5人。


そんな風にしてどんな事に対しても
多分、人助けをしているという自覚もないままに
当たり前のようにクルクルと
心も体も動かし働く人だったのだと思います。



ただ・・・
旧家の家付き娘にはありがちな
苦悩の連続の人生であったことは
家族の誰もが知っていること。
お陰様で
胃がんが発見されたときはとんでもない手遅れで
あっという間にあの世に行ってしまった。



忍耐や不条理を常として笑顔で生きること。
それは確かに尊敬に値する生き方かもしれない。
でもそれは一方で
自分の心も体も傷つけてしまう。
避けようもない運命という名の矢の雨の中で
どうしたら生き生きと
自分を傷めずに生きていくことができるのだろうと
祖母のことを思う時、いつも考えてしまいます。

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多分
その矢の雨の中を生き抜くためには
しっかりと鎧を身に着け
鎧に守られて生きるしかないのだと
最近思うようになりました。
それは「守られている!」と信じて
感謝する分だけ
強固になっていく鎧。



どんなに矢が飛んで来ようとも
こちらが傷つかなければ無かったも同じ。

今の私がこうして元気に生きているのも
おばあちゃんやご先祖様に
確かに守られていると確信できる
その鎧のお蔭なのだと思います。



あらためて
おばあちゃん有難う、と思います。


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# by akikomoriya | 2018-02-08 19:05 | おしゃべり

祖母の命日

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ようやく立春を迎えて
今日2月5日は祖母の命日でした。
洞慶院の梅も
いつもは咲き始めている時期なのに
今年はまだひとつも咲いてなくて

...

その代わりに
茶室の庭の蝋梅が
眩しく光を集めていました。

お墓参りは気持ちが落ち着く。

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平日の昼下がり
周りに誰もいないことをいいことに
とりとめもなくおしゃべりしている自分がいました。

今でも羽鳥のあたりを歩いていると
森谷先生(祖母)に似ていますね、と声をかけられます。

何気ない日々のなかで
あ、また導いてもらえた
ああ、またおばあちゃんのお蔭で救われた
と思うことが多々ある。
いつもいつも見ていてくれて
本当に有難う・・・

春は黄色から、と言いますが
蝋梅の透明な花弁が
なんとも香しく

ではでは明日も一日
美しい地球は
一人一人の掌の中に!


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# by akikomoriya | 2018-02-06 19:53 | おしゃべり

みなさまのお作品

今年初めての「みなさまのお作品」でございます!
本年もどうぞどうぞよろしくお願い申し上げます!

さてさて
今年初めは
動物がお得意のSさまの特集といたします♪

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いかがでしょう~?
コウノトリ、カワセミ、サギ
丸子川に飛来する鳥たちを
やさしいまなざしでご覧になっていらっしゃるご様子が
絵から伝わってまいります( *´艸`)

水面の煌きもどんどんお上手に・・・
お生徒様お一人お一人のご上達が
何よりの喜びであります!

お次~♪
富士山2点!
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毎年ご自身のお年賀状に富士山を描いておられるNさま!
今回は三保の海岸からでございます。
水しぶきがお上手
銀箔の粉がいい感じです。
曇りがちな空と富士山の雪がとてもよく描けております。
微妙な色調で濃淡をつけていらっしゃいます♪
大変お品の良いお作です。
いつもながら素晴らしい・・・
来年のお年賀状も楽しみにいております!

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Iさま!
感覚的で勢いのある描きっぷりが特徴のIさま
今回は模写をもとに少しご自身でアレンジいたしました。
デフォルメされた富士山と白い満月がなんともいいお味を出しております。
ススキの穂は色や形にこだわっておられました。
青い富士山と薄黄色のススキがとてもよく似合っています。
お見事であります( *´艸`)

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最後にNさま♪
パステル画でスケッチしておられるので
その柔らかい風合いをそのまま日本画になるように
ご指導させていただいております。
背景の柔らかな色調と筆遣いが成功して
手前の、これは琵琶の花ですが
地味目のお花を引き立たせてくれました。
花瓶も重厚感あり色味も素敵!
敷物は割き織のもの。
なんとも温かなお作品です!

一点一点確実にご上達される
みなさまのパワーに負けないよう
私も今年一年頑張ってまいります。
本年もどうぞどうぞよろしくお願い申し上げます!


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# by akikomoriya | 2018-01-24 18:43 | SBS学苑 日本画教室

水平線の彼方から

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飛行機に乗るときに見える
緩やかな地球の弧の色
光る大気の膜の色が好きです。

海と空が接するあたり...

地球を包む薄皮。

無限なる包容力
無限なる愛の形・・・

子どもの頃
手塚治虫の「海野トリトン」に夢中になって
そのアニメの主題歌のように
水平線の彼方に
いまだかつて誰も見たことのない
何かわくわくする未来が
待っているような気がして

誰一人としてたどり着いたことのなかった
そのパラダイスに
自分は手を伸ばし
垣間見ることができるような
そんな気がして

あれからどれほど時が流れたのだろう。
水平線の彼方で待っている未来は
色あせることなく
それどころか
益々もって鮮やかに
力強く
かつて子どもで
今も子どものつもりでいる私に
呼びかけてくれています。

ではでは明日も一日
美しい地球は一人一人の掌の中に!


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# by akikomoriya | 2018-01-24 18:25 | 平和な世界を求めて

知っている未来

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今日は哲学者な甥っ子を母親(姉)に引き渡して
しばしのお別れ。

昨日も面白いことを言っていた。

...

「信じる」とか「確信する」ではなく
「知っている」ということの強み。
これがあれば人はもっと自由に生きることができる。

たとえば
目の前に缶ビールがあるとする。
それを
「これが缶ビールだと信じている」とは誰も言わない
ただ
「これが缶ビールだと知っている」と言う。

そんな風に
自分の未来に関しても
「自分の未来は大丈夫だと信じる」
ではなく
「大丈夫だと知っている」
ことが大切なのだと。


根拠のない自信
自分は大丈夫だと知っている。
これほど強いものはない。

大学進学も放棄して
ポン、と海外に飛び出たけれど
この根拠のない自信が
彼を強く深く聡明にしている。
ギラギラと輝かせている。

周りがどう言おうとも
誰一人理解してくれなくとも
自分が「知っている未来」に向けて邁進する。


孤独に耐えうる根拠のない自信
わくわくしながら「知っている未来」に向かう喜びを
この子も知っているんだと
嬉しく、頼もしく、何よりありがたく思ったのでした。


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# by akikomoriya | 2018-01-14 18:35 | おしゃべり

ジャポニスムふたたび『言霊が幸いをもたらす日本』

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1月8日 静岡新聞朝刊です♬

ジャポニスムふたたび『言霊が幸いをもたらす日本』        森谷明子
               
 新たしき 年のはじめの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事 
万葉集に収められた、新年を寿ぐ大伴家持の歌である。 
中国、ギリシャ、メソポタミアなど世界には多くの古典詩編が残されているが、日本の和歌がそれらと大きく異なる点は、言葉を神聖視した「言霊」信仰の有無であろう。
 万葉集の中では我が国のことを「言霊の幸わう国」としているが、これは言霊の力によって助けられ幸いがもたらされる国、という意味である。その一方で、「言挙げせぬ国」とも言い、言葉を畏れ、むやみに発することを慎んだ。
言葉を慎重に扱いつつも、その霊力を最大限に引き出すためには、だらだらとした長文ではなく、凝縮された言葉の結晶が必要となる。それが和歌であった。
 さらに、国家に幸いをもたらす神事としての和歌は、単に目の前にある現実や心情を詠みあげるのではなく、理想的な未来や、本来あるべく好ましい姿が、言葉の霊力によって顕現されるよう願いが込められる。天皇はもちろんのこと地方に赴任した役人が、着任してまずすべきことは、あれこれと問題点をあげつらうことではなく、あらん限りの言葉を尽くして国や土地を褒め称え、「国見の歌」や「国褒めの歌」を歌うことであった。
 こうした神事としての和歌は、現在の天皇にも引き継がれている。国内外の御公務のようにその都度報道されることはなくとも、年間通して20回ほどある祭祀に加え、「和歌を詠む」ことは、歴代天皇の大切な任務であり続け、今日に至っている。
 物事の初めに、あるいは一年の初めに、もっといえば一日の始まりに、心を鎮め、言葉を選び、最もめでたく力強い言霊を響かせ歌を歌う。そんな習慣が古き日本にはあったのだと思う。
 今年もまたさらなる吉事が、我が国そして世界全体に顕現されますように。


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# by akikomoriya | 2018-01-08 19:09 | ジャポニスムふたたび

イスラエル、パレスチナの平和

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今月6日のトランプ大統領の爆弾発言
「エルサレムをイスラエルの首都に」の影響が広がっています。
人類の混乱の元凶ともいえるエルサレム。

聖地でありながら
このエルサレムを巡って...
どれほど多くの血が流されたことでしょう・・・

先週もまた
非武装の一般人、しかもすでにイスラエルからの爆撃で
両足を失い身障者として働いていた男性が
エルサレムでパレスチナの旗を振っていたというだけで殺害される。

キリストの教えで最も実行が難しいと言われるのが
「汝の敵を愛せ」。
「許せ」、ならまだしも「愛せ」とは・・・

ところで私が代表となって立ち上げた絵本屋さん「牧羊舎」では
イスラエルとパレスチナの女性たちによる
「WWP」というグループを応援しています。

子どもや夫、家族を殺された女性たちが
その悲しみと怒りをこえて
全体のために双方の平和的解決を呼びかけています。

来年6月10日には、この「WWP」が世界に呼びかける
「平和のキルト」のワークショップを
静岡市内で行う企画があり牧羊舎も協賛することになりました。
岡崎で福祉活動を行っている「MAHARO」さんの企画です。


汝の敵を愛するということは
途方もないことかもしれない。
しかし
「WWP」の勇気ある女性たちの存在は
その途方もない愛と許しの教えとは
神や仏や覚者らのものではなく
はたまた気の遠くなるような修行の果てにたどり着く境地ではなく
迷い、苦しみ、悩み、日々揺らぐ普通の人間でも
実行可能なものであると
世界にそう教えてくれています。


イスラエルが平和でありますように!
パレスチナが平和でありますように!
全世界のすべての人々が平和でありますように!


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# by akikomoriya | 2017-12-19 21:25 | 平和な世界を求めて

マリアさまの話

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聖職者であり画家でもあった
フランジェリコの「受胎告知」です♬
見ているだけで心現れる受胎告知であります。

さてさて...
クリスマスはキリストの誕生を祝うものではありますが
私としてはマリア様お疲れさま~の気持ちが強いです。


だってそもそも
この世に馬小屋で出産する女性がどれほどいるでしょうか?

「イスラエルの王」が生まれるという予言を恐れたヘロデ王は
ベツレヘムで生まれた二歳以下の男の子を皆殺しに!
そうした追手から逃れ逃れて
臨月の体でさまよって
やっと貸してもらえたのがなんと馬小屋(/ω\)
も~ありえないよ~(/ω\)


けれどもマリアの苦悩はこれで終わりません(/ω\)
十字架に貼り付けにされた息子を見舞って
毎日息子の口に水を含ませ
ついに亡くなったその死体を引き取ったのも
母マリアでございます。

こんな過酷な人生を
どのような思いで過ごしてきたのだろうと思うと
胸つまされます。
神に選ばれし女性とは、ただ清いだけではなく
強靭な魂であったと思われます。


聖母マリアについての伝記はなく
その後の生涯についてもほぼ分かっていないのですが
おそらくは他の弟子たちと同じように
聖霊が下って神の力を得て
あらたな使命とともに
そして
何らかの秘密を守りつつ
静かに人生をを終えたのではないでしょうか。


11人の弟子の内
処刑されなかったのはたった一人ですが
マリアも処刑の記録はないようです。
しかしながら、当然生涯命は狙われていたと思いますよ!


ひとりの女性としては悲劇の人生でも
キリストの母として栄光の頂点にいらっしゃる聖母マリア
クリスマスはやはり
「マリア様、お疲れ様でしたぁ~(^O^)/」の想いを込めて
マリア様の栄光を称えたいと思います!


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# by akikomoriya | 2017-12-18 19:52 | おしゃべり

歓喜せよ 歓喜せよ

クリスマスツリーのオーナメント
胡桃の中の聖家族♬

新約聖書の物語は
どこを切っても美談で
どれをとっても絵になる。

数々の予言と
天使ガブリエルによる受胎告知
星のお導きに従って
聖母マリアが馬小屋で出産
そしてたくさんの愛の教え
やがて
十字架貼り付け、奇跡の復活昇天
それに続く
弟子たちの激しい殉死の足跡

物語の全体は奇跡や思いがけない展開に満ち満ちて
それがキリスト教の魅力のひとつなのかもしれません。

さらには犠牲や清貧
愛は寛容、愛は奢らず・・・
というイメージの強いキリスト教ですが
実際聖書全体の中で最も多く使われている語彙は
意外にも「喜べ」という一言です。

ベートーヴェンの第九「JOYFUL JOYFUL」のように
神が人に最も求めておいでなのは
この人生を喜ぶことなのだと思います。

時に愛は忍耐であり
哀しみであり
犠牲かもしれず
試練の連続かもしれない人生でも
その試練を喜びをもって受け入れ
身に起こる全てを喜ぶことが
聖書のテーマなのだと
最近になって思うのであります。

今日はマリナートで第九の演奏があります。
知事が棒を振るらしい・・・
「喜べ喜べ」…の調べを
堪能してこようと思います。

ではでは今日も一日
美しい地球は一人一人の掌の中に!

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# by akikomoriya | 2017-12-16 12:31 | 想い出つらつら

マリア様の想いで

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日一日と冬に近づく空気感を楽しんでおります。

クリスマスも近づき
今年は久しぶりに教会のミサに行ってみようかなと思っています。


初めて見たものを母と思うアヒルの子の刷り込みのように
カトリックの世界で育った私は
生きるベースがやはりカトリックなのだと
最近しみじみ思います。

日本画をやるようになって
日本文化を研究し
神社フェチになって
記紀万葉を読みあさり

・・・しかしながら
ひと皮むけばやっぱり自分は
「マリアさまの子」であることは
自分自身が一番よく知っています。

キリスト教はとにかく他への関心が強くおせっかいであります。
他の為に祈り
他の為に労を惜しまず
上着を求められれば
おせっかいにも
下着もあげなさいという
なんとも厳しい愛の教え。

さらには
自分を陥れ殺そうとする敵のために祈れという
まったくもって
人を憎む隙も与えない
なんともかとも厳しい許しの教え。

小学生の頃、教会で学んだことを母に言ったら
「普通はそんなことできないわね~ママには無理!」と一笑された。

あれから本当にいろんなことがって
憎みたい事、恨みたい事、呪ってやりたい事、復讐してやりたいこと
忘れがたい心の傷を嫌というほど負って
それでもまぁなんとかこうして生きていられるのは
子どものころ刷り込まれた
絶対的な愛と許しの教えのお陰かもしれないと
最近ふと思います。

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十字架に貼り付けにされてもその人たちの為に祈り続け
さらには死に至ったのち
3日後に蘇り昇天するという
激しく、ドラマチックな展開を根拠に
キリストの教えは
2千年たった今も全世界の人々の心をとらえ続けているのだと
そう思います。


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# by akikomoriya | 2017-12-15 18:17 | 平和な世界を求めて